ブレーキを踏んではいけないとき

中島塾の中島です。

今日のブログは塾生にあまり読まれたくないような気がします。

「三単現のsの教え方」とか「解の公式の教え方」とかそういう個別の技術的な話ではないのですが、私は子どもの気持ちがノるように意識的に声かけをしています。

ソフトボールでキャッチャーをするときも、ピッチャーの気分が良くなるように大きな音を立てて捕り「今日も(球が)走ってますねー!」と声をかけるのですが、あのときの感じに近いですね。

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◆私は数学ダメなんですよ・・・

◆おれ国語向いてないんす・・・

◆ボク理系はからっきしで・・・

◆私の家はみんな英語ができなくて・・・

というような言葉を塾生から直接聞くこともあるし、保護者の方から我が子を指して言われることもある。そして、それらは確かに当たっている部分が大きい。

しかし、私はそれでもあえて本人とは真逆のことを言うときがある。

◆お、今回の10問全部正解やじ!すごいな!

◆小数点の位置完璧やん!

◆今日すっごいペース速いな!一皮むけたんじゃないか!

◆今まで3つも連続でマルやったことないやろ?これは記録やわ!

モテない人が異性に対してモジモジしているようなときにも私は同じことを思うのだが、気持ちのブレーキをあえて踏まない場面を作るとそれまでになかったボーナスステージが現れることもある。もちろんボーナスステージが現れないこともあるのだが、あまり細かいことは考えずにニカッと笑って楽しく取り組む方が面白い。

(うお!今日のブログいつもよりアクセス数10も多い!これは映画化待ったなしやな!)←悪い見本

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