読解力がない子はどんな世界に住んでいるのか

中島塾の中島です。

「読解力が大切だ」「本を読め」「英語よりまずは日本語を」くらいは誰でも言いますが、では読解力や表現力の乏しい子がどんな世界にいるのかということを想像する人はあまりいません。

読解力や表現力の乏しい子は、悲しい世界を生きています。

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大人の方でいうと、明日から自分も周囲も英語しか話せなくなくなるくらいのインパクトだ。単語を拾えば何となく分かるけど、細かいニュアンスまでは理解できない。自分の気持ちも正しく表せないからイライラしてつい何かに当たってしまうことがある。そしてそれが原因で重ねて怒られてしまう。

自分の気持ちを正しく表せないイライラは、無力感につながることもある。どうせ言っても伝わらない、どうせ聞いても分からない、どうせやってもできるようにならない、だから何もする気が起こらない。周囲の大人は自分に対してしきりに何か言ってきているけど、言っていることが理解できないからどうすればいいのかも分からない。

全員がそうだと決めつけることはしないが、毎日毎日YouTubeばかり見ている子の中には上記のタイプの子が多いと推測する。本や資料から情報を得られない子にとってYouTubeはたまらなく魅力的なのだろう。反対に、文章を読んで情報を得ることができる人にとって、YouTubeは時間対効果が薄く感じられるはずだ。

他人から学び、他人にはたらきかけ、他人と影響を与え合える人を育てたい。

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◆4月13日(土)大徳公民館9:30~11:00(受付開始9:00)
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