誰から学ぶか

中島塾の中島です。

私は他塾を「同じ業界の仲間」だと考えていますし、学校を「同じ教育界の仲間」だと考えていますし、習字やそろばんやスイミングスクールを「同じ子どもに関する仕事の仲間」だと考えています。

その上で、今日だけは少し「個人塾で学ぶことの意義」について書いてみたいと思います。

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今の子どもたちは、会社組織の塾ではなく個人塾で学ぶべきだ。あと、学校や動画教材があるから塾に行かなくてもいいという考え方も捨てるべきだ。そして個人塾は、個人塾でしか話せないことも子どもたちに伝えるべきだ。

先に私自身のことを書いておくと、私は2007年に29歳で中島塾を立ち上げ、2013年に35歳でタカラバコを立ち上げた。チラシ・ホームページ・フェイスブック・インスタグラム・ブログなどを使って理念を発信し、クラウドファンディングやクラウドソーシングを使って商品やサービスを売買もしている。電子書籍を読み、ネットバンクを使い、電子マネーで決済している。

そして、ここからが本当に大切なことなのだけど、私は塾の授業の中で度々このような話をしている。テストの点数を上げるためだけなら不要なこれらの話を、だ。

紙の本と電子書籍はどう違うのか。ネットバンクを使うとどんなメリットがあるのか。タカラバコのフェイスブックはあるのに、なぜ中島塾のフェイスブックはないのか。なぜ紙のチラシは2011年にやめたのに、クラビズムや金沢情報、リビング金沢には出ているのか。先日のこのブログにあった入試問題クロスレビューは何だったのか。メルカリやヤフオクの影響で世の中はどう変わったのか。

個人塾の先生たちには、ぜひこういう経営者としての視点を子どもたちに話してほしいと思う。これからの子どもたちが自らの人生を充実させようと思ったら、大きな組織の一員としてよりも、小さなチームのリーダーとしてだ。

もちろん、やりたいことを突き詰めていったら結果的に大きな組織の方がやりやすかった、ということはあると思う。それでも小さなチームをマネジメントする経験は1度しておいた方がいい。

高学歴を持つ犯罪者や大きな会社の窓際族のことを例に挙げるまでもなく、勉強ができることは必ずしもいい人生を送ることとは直結しない。そこを上手く埋めるには個人塾が最適だろうと、私は思うのだ。

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【募集】

小学生ナゾ解きゲームイベント「タカラバコ」

◆3月16日(土)米丸公民館9:30~11:00(受付開始9:00)
◆4月6日(土)西南部公民館9:30~11:00(受付開始9:00)
◆4月13日(土)大徳公民館9:30~11:00(受付開始9:00)
◆4月20日(土)市内施設出張タカラバコ
◆4月20日(土)米丸公民館9:30~11:00(受付開始9:00)

「知の入り口」に興味がある方からの問い合わせ・申し込みをお待ちしております。