パズルを使って頭を鍛える

中島塾の中島です。

中島塾では2012年から少しずつアナログゲームを授業の休憩時間に取り入れています。評判が良かったので、2013年からはタカラバコという独立したゲームサークル・ゲームイベントとしてパッケージングもしました。

http://takarabako-game.com/

2019年4月現在で保有するボードゲームの数は400を超え、タカラバコとしては最大で160人規模の学校行事をした経験もあります。進行の関係上、約20テーブルで全て別々のゲームというわけにもいきませんので、同じゲームを4つ5つ持っているということもあります。

私がこれを始めたときに真っ先に頭に浮かんだことは、成績が上がっていない塾生の保護者の方の気持ちです。テストの点数は何年間にも渡ってずっと上がり続けることなどあり得ませんので、必ずどこかで停滞期が来たり下降期が来たりするものです。たまたまそのときに上のような写真付きのブログを見れば、

(中島塾はゲームをやって遊んでいるのか!けしからん!)

という気持ちになるであろうことは容易に想像がつきます。

ですから、まずは塾生たちにゲームの内容や遊び方、そのときの頭の使い方を説明し、保護者の方には個別保護者相談会や授業報告メール中島塾hot lineで連絡をし、PTAいしかわという堅めの会報に広告を載せ、大学の准教授と対談をし、私にできる限りの手順を踏んで今があります。

そうまでして私が塾生に、保護者の方々に、世の中に、伝えたいメッセージは、「教科書とノートだけが勉強じゃないよ!」「暗記力と思考力は別物だよ!」「頭を使うことは面白いよ!」「他人と上手にコミュニケーション取れないと将来困ったことになるよ!」「頭を使えば遊びを仕事にすることもできるよ!」「誰でも新しい仕事を作ることができるよ!」ということです。

私は年間100冊以上の本を読み、ネットの記事を読み、様々な情報を得て自分自身をアップデートしているという自負がありますが、それでも上の意見だけは誰かに覆されないと思います。少なくとも私の中だけは。

論語にも、「匹夫も志を奪うべからざるなり。(→例え身分が低くても志までは奪うことができない。)」とあります。これからも私なりのバランスで、塾生たちに接していきたいと思います。

塾である以上、成績アップや志望校合格を最優先に考えた上で、ゲームやパズルを使いますので、ご理解・ご協力を賜りますようお願いいたします。

先日たまたま中島塾の入塾面談に来られた親子の保護者の方に「え!◯◯くんの紹介で来たんですけど、ここってゲームはかせのところだったんですか!」と言われて驚きました。その一方で、「中島先生の考えをブログで読んだ上でここにお願いします。」と言っていただくことも増えてきました。私は米丸小学校・高岡中学校の卒業生でもありますので、昔からの知り合いが「うちの子をよろしく・・・」と言って来てくれるケースもあります。

いずれの場合でも、今の私にできる全力を尽くします。よろしくお願いいたします。

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【募集】

小学生ナゾ解きゲームイベント「タカラバコ」

◆4月13日(土)大徳公民館9:30~11:00(受付開始9:00)
◆4月20日(土)市内施設出張タカラバコ
◆4月20日(土)米丸公民館9:30~11:00(受付開始9:00)
◆5月11日(土)大徳公民館9:30~11:00(受付開始9:00)
◆5月18日(土)市内施設出張タカラバコ
◆5月18日(土)米丸公民館9:30~11:00(受付開始9:00)

「知の入り口」に興味がある方からの問い合わせ・申し込みをお待ちしております。