将来通用するのはどんな力か考える

中島塾の中島です。

教育に携わる者として、将来のことを考えるのは当然のことだと思います。

将来のことを考える前に、今現在のことを少し。

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私は視力が低い。視力検査の0・1が見えない。しかしそのハンデはほぼないと考えていい。理由はメガネをかけているからだ。ソフトボールをするときにはコンタクトレンズも使用している。

私は歌を歌うことが下手くそだ。以前このブログにも書いたが、SMAPの世界に一つだけの花を口ずさんでいたら嫁から「それなんていう歌なん?」と尋ねられたことがある。CDは300万枚売れ、紅白歌合戦のトリを飾った名曲だ。しかし、これもハンデにはなっていない。理由は日常的に歌を歌う必要性も歌が上手である必要性もないからだ。

私は字がきれいで、塾生の方を向きながら板書することができる。しかし、この能力にはあまり優位性がなくなってしまった。理由は、パワーポイントや電子黒板が出てきたからだ。

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このように、道具を使って補正できることと、日常的にする必要性のないことは、特に力を入れて教え込まなくてもいい。

裏を返せば、道具を使って補正しにくい能力や使用頻度が高い行動は、特に力を入れて教え込む必要があったり、伸ばせるだけ伸ばした方が将来いいことがあると思われる。

◆誰とでもすぐに仲良くなれる能力。

◆みんなが避けるような人間にうまく対応する能力。

◆みんながビビってできないようなことをサッと行動できる能力。

◆物事の問題点を見つけ、その解決策を考える能力。

◆周囲を巻き込む能力。

◆1つのことをジッと続ける能力。

保護者の方々におかれましては、叱る・叱らないの判断基準にもしていただければ幸いです。

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