中島塾の中島です。

先日、シャンプーのCMを見ていて考えたことを書きます。

タレントの出川哲朗さんが出ていたCMで、「寝グセがつきにくいシャンプーです」というのをキャッチコピーにしていました。

これは中島塾を通して私が表現したいことと合致しています。

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シャンプーの役割は、人の髪の毛をきれいにすることだ。だからシャンプーのCMは「こんなに汚れが落ちますよ」という方向のものが妥当だと考えることができる。

しかし、私が先日見たシャンプーのCMは「寝グセがつきにくいシャンプーです」と謳っていた。

これはどういうことなのか。

私が思うに、シャンプーが人の髪の毛をきれいにすることは、もはや当たり前すぎて差別化にならないのだ。もし「こんなに汚れが落ちますよ」とやっても、多くの消費者（テレビCMの視聴者）は画面の向こう側で「当たり前だろ」と思うだけなのだ。

100歩譲って、とんでもなく汚れが落ちる究極のシャンプーがあったとしよう。それでも、他のシャンプーもまずまず汚れが落ちるから、やはりさほど重要なことではないのだと思う。

これは塾も同じで、「ウチの塾は分かりやすく教えますよー。」とか「ウチの塾は静かですよー。」というのは、当たり前すぎて他塾と差別化するための項目に入らないのだと思う。

そこで私は、授業の分かりやすさも塾生管理・教室管理もきっちりやった上で、タカラバコの活動を通して新しく事業を起こす過程を塾生に見せたり、ボードゲームを通して頭の使い方を教えている。

・・・と、ここまで書いておいて予約投稿にしていたのだが、そのあと「前の塾の先生の話が分かりにくかったです。」という小学生と、「前の塾がうるさくて集中できませんでした。」という中学生が無料体験学習に来たので、中島先生の仮説は立証ならず。

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