石川県公立高校入試合格者得点分布データを使った真面目なお話

中島塾の中島です。

今日はタイトルの通り真面目な話を1つ。

ちなみに次回は6月19日(水)に書いた将来を見通すジジイ関連の話を書く予定です。

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2019年度版石川県公立高校入試合格者得点分布を見て思ったことがある。

正確にいうと、2018年度版と2019年度版を見比べて考えたことがある。

まず最初に見たのが、平均点の推移だ。2015年度に256点だったものが、2016年度253点、2017年度257点、2018年度263点、2019年度266点と推移している。これだけを見ると、250点から270点の間に収まるんだなぁとか直近4年間は上がり続けているんだなぁくらいしか分からない。

得点分布を見てみる。450点から500点のゾーンは0.0ポイントなので考慮しないとして、350点から449点のゾーンの割合を見てみる。2018年度が17.9ポイントだったのに対して、2019年度は20.3ポイントに上がっているのが気になった。

いやいや、平均点が2018年度263点から2019年度266点に上がったんだから、350点から449点のゾーンの割合も上がったっていいじゃない、という声が聞こえてきそうだが、それならこっちはどうだろう。0点から99点のゾーンの割合の変化だ。2018年度3.7ポイントから2019年度5.0ポイントに上がっている。

決めつけるわけではもちろんないが、私が塾の教室で塾生と接している肌感覚とも、タカラバコのイベントで子どもたちがアナログゲームに興じる姿を見ている感覚とも合う。上位層の子は平均点が上がろうが下がろうがしっかり勉強して350点以上を出すし、下位層の子は下位層の子で平均点が上がろうが下がろうが99点以下しか点数が取れない。平均点である250点から270点の子の人数が減ってきて折れ線グラフの山が潰れてきているのだと思う。

このブログをご覧の保護者の方に問いたい。我が子はどちらの方向に導きたいのか。下位層脱出も、上位層進出も、上位層からさらに幅広い知識と深い思考力を身につけるためにも、ぜひ中島塾への通塾をご検討ください。

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