中島塾の中島です。
私は普段から複数のことから共通点を見つけて、それを塾生たちに話しています。
先日高校野球の石川県大会が始まりました。
もし私が高校球児だったらどんな練習をするでしょうか。
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もし私が高校球児だったら、まず自分の立ち位置を確認する。
もし9イニングを任されているレギュラーなのであれば、苦手なことを特に重点的に練習するだろう。「先週大事な場面でエラーをしたから守備を」「チャンスで打てなくて負けたからバッティングを」という具合に。
もしベンチに入れるかどうか、背番号をもらえるかどうかが微妙な立場にいるのなら、得意なことしか練習しないだろう。
バッティングが得意なら、1打席にかける代打の切り札を目指す。ヒットを打って代走でも出してもらえるとすれば、守備はもちろんのこと走塁の練習さえ不要だ。グローブを持たずに練習に行き、グラウンドがえぐれるまでバットを振る。
守備が得意なら、上記のようなバッティング専門選手のあとの守備固めでの出場を目指す。第78回夏の甲子園決勝戦で「奇跡のバックホーム」と語り継がれているライトからの好返球も、その直前から交代してライトを守っている選手が生み出したものだ。
実はこの考え方は、「健太やります」というバレーボール漫画で、主人公がギリギリ背番号をもらえたエピソードに由来している。
自分が何を練習したらいいのか、どこを目指すべきなのか、周囲から何を求められているのか。それだけに偏るべきでないのは百も承知だが、そういうことを考える習慣はあってもいいと思う。
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