春期特別講習へのリンクをいつ外そうかと思っていたら4月4日(土)についに講習の最終日を迎えてしまった中島塾の中島です。
今日のテーマはタイトルにもある通り「塾選びの主導権」について。
私は塾講師歴24年目ですが、以前は保護者の方が主導権を握っていたように記憶しています。
最近は専ら子どもが塾選びの主導権を持っていますね。
***
「ボードゲームのサークルを運営している塾が何を言ってるんだ」と言われてしまえば返す言葉もないのだが、私は子どもに塾選びの主導権を持たせることに反対だ。
◆通うのは子どもだから。
◆子どもに聞いてみないと・・・。
◆子どもがその気になったら。
のように、子どものご機嫌をうかがいつつ塾選びするケースも多いが、これだと厳しい塾が随分不利になってしまう。大人が自分を高めるために教室を探すのならまだしも、子どもに「自分のためにどこがいいか」を決める力はない。ないから子どもなのだ。
私はさらにその先のことも考えているのだが、厳しい塾が不利になった先にどんな未来が待っているかというと、子どもの顔色をうかがう塾ばかりになるのではないかと思う。教えることはできても鍛えることはできまい。
「老いては子に従え」という言葉があるが、子どもが小学生・中学生のうちはその限りではない。
*****
【募集】
小学生ナゾ解きゲームイベント「タカラバコ」
◆4月4日(土)米丸公民館定例会
◆4月11日(土)大徳公民館定例会
◆4月25日(土)白山市施設出張タカラバコ
「知の入り口」に興味がある方からの問い合わせ・申し込みをお待ちしております。