塾選びの主導権

春期特別講習へのリンクをいつ外そうかと思っていたら4月4日(土)についに講習の最終日を迎えてしまった中島塾の中島です。

今日のテーマはタイトルにもある通り「塾選びの主導権」について。

春期特別講習2020

私は塾講師歴24年目ですが、以前は保護者の方が主導権を握っていたように記憶しています。

最近は専ら子どもが塾選びの主導権を持っていますね。

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「ボードゲームのサークルを運営している塾が何を言ってるんだ」と言われてしまえば返す言葉もないのだが、私は子どもに塾選びの主導権を持たせることに反対だ。

◆通うのは子どもだから。

◆子どもに聞いてみないと・・・。

◆子どもがその気になったら。

のように、子どものご機嫌をうかがいつつ塾選びするケースも多いが、これだと厳しい塾が随分不利になってしまう。大人が自分を高めるために教室を探すのならまだしも、子どもに「自分のためにどこがいいか」を決める力はない。ないから子どもなのだ。

私はさらにその先のことも考えているのだが、厳しい塾が不利になった先にどんな未来が待っているかというと、子どもの顔色をうかがう塾ばかりになるのではないかと思う。教えることはできても鍛えることはできまい。

「老いては子に従え」という言葉があるが、子どもが小学生・中学生のうちはその限りではない。

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