幻の4

相手の裏をかくのが好きな中島塾の中島です。

カイジの世界観ですね。

先日塾生たちとドメモをしているときに、隣で一緒にしていた講師に毒を盛ってみました。

カイジ『俺が蛇に見えたか利根川・・・、ならお前が蛇なんだぁ!』

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ドメモは1〜7までのタイルを使うパズルゲームで、自分で自分のタイルを見ることはできず、逆に相手のタイルは見ることができる。1のタイルは1まいだけ、2のタイルは2枚、3のタイルは3枚・・・というふうに増えていき、最も多いのは7のタイルが7枚だ。

上の写真で、私の向かい側に座っている小学生が1のタイルと2のタイルを立てている。私の左側に座っている講師は4のタイルを立てている。場に見えているタイルも合わせて数えると、4のタイルは私の目から4枚全て見えているので、私が自分のタイル(写真中央下の裏向きのタイル)を4だとコールすることはありえない。

しかし、私はそれを逆手にとって、あえて

『うーん・・・4!』

とコールした。

コールは当然外れで、私の次の番である左側の講師がコールする番になるのだが、その講師にしてみれば私が4と言ったことから自身は4を持っていないと推理するはずなのだ。これで私の勝ちかと思いきや、右側から笑い声が聞こえてきた。

『ええぇー、ふふふ。』

ざわざわざわ・・・。

笑い声の大きさ・長さに比例して異様な雰囲気になっていく教室。

私の右側に座っていた小学生が私のコールを笑い、それに気づいた左側の講師が『4!』と言い放って、私の目論見は音を立てて崩れた。

ぐっ、ボロボロボロ・・・。

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