中島塾が中島塾になった理由(わけ)1

中島塾は5教科一貫教育塾です。
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会社塾時代、私は小さなセンター(支店)の教室長(支店長)をしていた。
特に特別講習などの時期、社員が担当できない教科はアルバイト講師を雇って授業を任せるというのが会社塾の方針だった。中堅から大手には珍しくない方針なのかもしれない。
■英語・中島
■数学・中島
■国語・別の社員
■理科・中島
■社会・バイト
といった感じだ。
私が担当するセンターが小さかったからか、はたまた誰か私に恨みでもあったのか、それともただの偶然なのか、今となっては分からないが、いつも私のセンターにはいいアルバイト講師を回してはもらえなかった。私は他人の悪口を言うのは好きでないが、ある年は「横柄な葉加瀬太郎」が、ある年は「変なにおいのする貞子」が、またある年は「金髪の遅刻女王」が私のセンターにやってきた。
私は悩んだ。
このままでは私の塾生の成績が上がらない。
高額の講習費がムダになってしまう。
そして貞子はなぜトイレを流さないのだ。
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そこで私は考えた。
今までは、例えば
『国語と社会ができるアルバイト講師を回してください。』
というふうに本部にお願いしていたのだが、それをやめ、
『とにかく子どもときちんと向き合える講師を回してください。教科はこちらで話し合って決めます。』
とお願いすることにした。
そして、アルバイト講師に担当できる教科を選んでもらい、残りは何でも私が担当することにした。そして、アルバイト講師の授業で足りないところは、全て私がフォローすることにした。
そうやって年を重ねるにつれ、私は5教科全てを担当するようになっていった。ある年は国語を、ある年は英語を、夏は数学を、冬は社会を、といった具合に。
-続く-
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[問題]
アルバイト講師が、1番担当したがらない教科は何でしょうか。
[ヒント]
確かに『受講料をいただいてきちんと教える』のは1番難しい教科なのかもしれませんね。
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