誤審の意味、そしてそのときピッチャーは。後編

中島塾の中島です。こんにちは。
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ゆっくりと1塁ベースを回った私はピッチャーの様子をうかがいました。こういうヒットを打たれてしまっては、おそらくピッチャーは気分が悪いだろうと同情したからです。
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誤審で三振を取り逃した上にヒットまで打たれて、相手ピッチャーは激怒しているか落胆しているか。私は1塁ベース上からその表情をうかがいました。
すると、相手ピッチャーは、私の予想に反して笑っていました。そして、レフト→ショート→ピッチャーへと返ってきたボールを受け取ってこう言いました。
ピ『最後の球(打たれた球)、コース甘かったなあ。』
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際どいコースのストライクを「ボール」と言われたのだから、コースが甘くなるのは当然のこと。それでも審判を責めず、明るく自らを省みることによって誰も傷つけず試合の雰囲気を壊さなかった相手ピッチャーは、本当に素晴らしい人だと思いました。
ネットが発達したせいなのか単に私が気にしすぎなのかは分かりませんが、周囲に対する愚痴をグダグダと書いている文章を目にすることがあります。確かにその人たちの言うことの中には真実も含まれているのでしょうが、私は今回の相手ピッチャーのように逆境でも他人のせいにしない強い心を持っていたいと思います。
-終わり-
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■2011年11月6日
■2010年11月6日
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■2008年11月6日
本当は、こういう「続く」というスタイルは・・・・・・・・・
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