中島塾の中島です。こんにちは。
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今日は、昨日の話の続きを。
「スマホ版」「iPad用」のゲームしか経験がなく、生身の人間と相対していない人にはオーラ・こわさ・力強さがないという話です。
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中島塾に、「ドメモ」というゲームがあります。このゲームの特徴は、従来のトランプやゲームとは違い「見えない自分の数字を当てる」ことです。ルールはシンプルで、自分が持っているタイルの数字を、場のタイルや対戦者の発言から推理し、先に全て言い当てた人の勝ちというもの。
このゲームで勝負をしていて1番負ける気がしないのは、相手が場に全て見えている数字を言ってきたときです。たとえば、2と書いてあるタイルは2枚あります。場に全ての2が出ているにもかかわらず「分かった、2!」と言ってくるような人は、100回に1回も勝てません。
次に、さすがに上記のようなことはクリアできていたとしても、他の人の発言から自分のタイルを予想できない人もこわくありません。たとえば、3は3枚あります。それなのに、2周しても3周しても誰も「3」とコールしてこない。これはなぜか。自分の手元に少なくとも1枚、もしかしたら3枚ともあるからかもしれません。相手からは自分の3が見えているから「3」をコールしてこないのだとしたら・・・。自分は「3」を言ってみる方が勝つ確率は高いのです。そういうことに考えが及ばず、いつまでたっても「うーん、7?」「えっとー、6!」と切れない刀を振り回しても相手は倒せません。
このゲームをしていて、私が
私(この子は手強いな。)
と感じるのは、わざと相手を迷わすような発言をしてきたり、しぐさをしてくる子です。たとえば、もし私自身のタイルの中に1があれば、普通相手は「1」とコールしてきません。1は1枚しかないからです。それなのに、私のタイルをじっと見つめてから「1!」と言うことによって、私に
私(ああ、じゃあ私の手元には1がないんだな。)
と思わせようとしているのです。これは人間対人間の高度な心理戦。裏の裏の裏まで読み合う真剣勝負です。
表現としては平凡になってしまいますが、1人でも多くの「頭のいい子」に会いたいし、「頭のいい子」に育てたいです。
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コラボ金沢:4月20日(土)第2回ボードゲームイベント報告
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■2012年4月25日
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■2008年4月24日
本文とは全く関係ありませんが、私が今気になっているのは・・・・・・・・・
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