熱意が人を動かす2

中島塾の中島です。こんにちは。
今日は、今から約3か月前に書いた記事の続きです。(関連記事
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私は趣味でソフトボールをしています。5チーム掛け持ちして、お日様の下、グラウンドの土にまみれて白球を追っています。
私が5チーム掛け持ちしている中で1番弱いチームがあります。昨年はリーグ11チームのうち8位という成績で、それはここ5年くらい変わっていません。同じ地域に住んでいる人たちの「オラが町のチーム」で、私はこのチームのキャプテンを務めています。
何も勝つだけがソフトボールではありませんから、私はこのチームでは勝つことよりもみんなが仲良くワイワイ楽しんでソフトボールができるように心がけてきました。
ところが、その流れが変わったというのが4月17日に書いたブログです。(関連記事
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さて、6月までのリーグ戦を3勝1敗と好位置につけての7月の試合。ここまでの3勝で、昨年の勝利数を上回っているのもすごいのですが、何せ今年は優勝を目指しているわけですから、まだ満足するわけにはいきません。
7月の対戦相手は2年前の優勝チームで、昨年も最多勝利タイながら得失点差で準優勝に終わったチームでした。昨年8位の我がチームとの勝敗は、もはや火を見るよりも明らか。
加えて今年のデータを1つ出しますと、今年ある共通のチーム(仮にチームAとします)と対戦しているのですが、
○7月の対戦相手2-0チームA●
●我がチーム0-11チームA○
このことからも、私たちのチームの力がかなり劣ると分かります。
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後攻の我がチームは1回表、相手チームの1番打者からの攻撃を何とかしのぎました。
迎えた1回裏、ここで先制できれば試合の流れを作り相手チームを少しは慌てさせることもできます。1番打者がヒットで出塁し、2番打者もそれに続き、無死1・2塁の先制機で打席には1番信頼のおける3番打者。しかし、詰まった当たりはセカンド正面へのライナーで、2塁ランナーも飛び出して最悪のゲッツー。さらに2死1塁から4番打者はセンター右へヒットを放ちますが、今度は1塁ランナーが本塁でタッチアウト。試合の流れを作るどころか、むしろ相手チームの方が盛り上がっています。
2回表、今度は相手チームが1死3塁の先制機。ここでライト正面にフライが上がりました。私は1点を覚悟しましたが、ライトがホームへ矢のようなノーバウンド返球をし、相手ランナーをタッチアウトに。ここで再び試合の流れを引き寄せました。
2回裏、5番打者からの攻撃。昨年までの我がチームでしたら5番打者以降はさほどヒットを期待できないのですが、今年は2番3番4番に新入部員を補強できたので、5番打者以降には昨年までのクリーンアップが控えています。2死1塁から8番打者の左中間への2塁打で2・3塁に。そして9番打者の内野安打でついに均衡を破りました。その後2死2塁から3塁へ盗塁、最後は相手ワイルドピッチに3塁走者が本塁へ飛び込み合計2点をあげました。
3回表、相手はソロホームランで1点を返し2対1と1点差に。しかしこちらも3回裏ソロホームランとヒットで2点をあげて4対1。4回表、今度はこちらのエラーで出塁したランナーを2ランホームランで還され、4対3となりました。さらに無死満塁という大ピンチだったのですが、相手9番打者の強烈なライナーをピッチャーが捕ってさらに1塁送球でダブルプレー。なおも続く2死2・3塁のピンチで迎えた1番打者はセカンドゴロで何とか勝ち越しだけは許さず。勝ってはいますが生きた心地がしません。
試合時間残り3分で4回裏我がチームの攻撃。リーグのルールで、この攻撃が3分未満に終われば次のイニングに入ります。この攻撃が3分以上かかれば私たちの勝利が確定します。私は試合の流れや残りのメンバーを見て、次のイニングに入ったら負けるだろうと予想しました。ソフトボールそのものの技術もそうですが、勝つことに長けたチームというのは勝つ術を熟知しています。今までヒット狙いだったのを四球狙いに切り替えられたり、長打を捨ててバントで攻められればあっという間に試合はひっくり返されてしまいます。また、もし次のイニングに入れば、相手チームの攻撃は2番打者からです。無失点で切り抜けられると考える方が甘いのです。
◆「いい試合」よりも「勝利」という結果がほしい。
◆格上のチームに勝って、来月に希望をつなげたい。
◆3分攻撃を続けるにはどうしたらいいか。
ということで、最後は2ストライクまで打たずにファールで粘り、塁に出てバッテリーを揺さぶり、タイムアップで勝利を手にしました。
新規入部のメンバーはただ上手なだけでなくチームに溶け込み、監督コーチはうまくアドバイスをしながらそれをフォローし、チームの雰囲気は上向きです。
来月も頑張ります。
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