2014年度公立高校入試総括

中島塾の中島です。こんにちは。
3月10日(月)・11日(火)に行われた石川県公立高校入試の総括です。
中島塾塾生の保護者の方々には、中島塾ホームページ内「塾生専用ページ」ボタンから中に入っていただくと詳しいレポートが読めるようにしておきます。今週中にします。
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【英語】
昨年までの公立入試と同じ形式。練習していた塾生はリラックスして取り組めたはず。
■大問2(並べ替え3問)は(1)から難問。(2)は何とかできるが(3)は正答率が10%を切る可能性もある。
■大問5(英作文)はさほど特異な題材でなく、練習している子は練習通り点数が取れたはず。reading booksとdoing sportsのどちらが重要かという問いに対して答える問題で、どちらをもっても書けるテーマである。
【数学】
昨年までの公立入試と形式は変わっていない。大問1全て(30点分)と、大問3~7の(1)が解ければ最低限の仕事ができる。もちろんそこにどれだけ上乗せできるかが上位校合格のカギを握る。
■大問2は連立方程式の文章題。配点が大きいので頑張りたいが、固執しすぎると時間を取られるので、いったん飛ばして先に進めた方がよかった。
■規則性の問題(今回は大問4)は、頻繁に出題される定番問題。金沢市統一テストでも出題された。
【国語】
現代文2問、漢文の書き下し文1問、200字の作文1問のオーソドックスな出題。
■大問1・大問2ともに平易で読みやすい文章。
■大問4の作文も、どちらの立場を持っても書きやすい問題で、読解問題にじっくり取り組むためにあえて1番最初に書き始めてもよかった。
【理科】
電流と磁界・地震に関する計算問題が出たのは事前の予想通り。
■教科書の太線用語を問われるような基本問題が非常に少なく、難問ぞろいだった。採点基準次第では、過去10年間の中で1番平均点が低くなる可能性もあるくらいのレベルだった。
■うっかりミスなど論外で、理科の先生の雑談レベルの難しい知識がないと太刀打ちできない。できれば中3の夏くらいまでには一通り勉強を終わらせて、秋から実戦練習をしないと50点を超えることすらできない。
【社会】
極めてオーソドックスな問題。
■福井県の地場産業(眼鏡のフレーム)について出題があったが、教科書の隅に載っているような部分。理科と同じで夏までに一通りの勉強を終えて実戦練習(全国入試問題)を積む必要がある。また、各都道府県の名産などは、旅行などの際にチェックしておくと頭に入りやすい。
■北陸新幹線開通に絡めた出題があった。
【全体】
理数が難しすぎて、逆に理数を得意としている生徒が損をしてしまう問題と言える。理数が得意な子も苦手な子も等しく40点~60点に収まってしまい、80点以上取れる生徒は少ないだろう。5教科合計でも合格者平均点は500点中250点前後しかないと予想される。ただし、5教科ともに出題形式が変わらなかったのは良かったところで、そういう意味でパニックになってしまった子は少なかっただろう。しかし、これから受験生になる生徒は、今まで以上に基礎問題を早く終わらせ、秋から実戦練習に入る必要がある。
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