塾が書き初め講座をする理由

中島塾の中島です。こんにちは。
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年をまたぎましたが、前回の記事の答えを発表しようと思います。
「なぜ中島塾が書き初め講座をするのか」
これに対するズバリな答えは、
「書き初め講座をすると親子関係がよくなるから」
です。
書き初めは昔から冬休みの宿題の定番です。かくいう私自身も、小学生から中学生の間、毎年毎年冬休みに家で書き初めをしていました。
学校の先生は簡単に「家で書き初めしてきて、年明け学校に提出しなさい。」と言いますが、この書き初めには親子トラブルの種がたくさん詰まっています。この種は注意して扱わないと、
■アンタ!書き初めやったんかいね!
■畳にスミつけんといてよ!
■そんな書き方じゃダメやってば!
■なんしとれんて!
■書初めせんな初詣行かんよ!
というドス黒い花が開くことになるのです。
これが教育にいいわけがありません。
あえて偉そうで冷たい表現を使いますが、こういう声掛けは中島塾の邪魔なのです。私が毎回毎回塾内での短い時間をやりくりして大切に育てている子どもの心の中の自己肯定感を、根元から刈り取る言葉なのです。
だから私は塾の中で書き初め講座を行い、まずは1月2日にのんびりできる権利を子どもに手渡しました。12月に塾で行った書き初め講座でプロの書道の先生にうまく導いてもらい、改めて1月2日に書きたくなった子は頑張って書けばいいですし、12月に満足のいく作品ができた子は1月にゆっくりすればいいのです。
■「塾は偏差値を上げるところ」
■「○○高校に××人合格!」
■「△△高校生の□□パーセントが我が塾生」
■「教え方の上手な先生がいい先生」
■「いい高校からいい大学に入りなるべく大きい会社に入りなさい」
などと言っているような人には絶対考えつかないことです。
幸い、中島塾保護者の方からはたくさんのサンクスメールをいただきました。私は安心して来年以降もこの講座を継続するとともに、同じ考え方の別企画をすでに準備し始めています。
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最後に、私の母親の名誉のために書き添えますと、私は子どもの頃家でマイナスの声掛けは一切されませんでした。家で褒めてもらって褒めてもらって、応援してもらって応援してもらって、学校で金賞をいただいたこともありました。
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