中島塾の中島です。こんにちは。
今日はリビング金沢の座談会で、北國新聞社会館に行ってきました。11月末〜12月最初の号になると思います。
一口に「受験生」といっても各自の状況は千差万別で、同じなのは生まれてから14年〜15年の歳月が経っている人間だということくらいだ。
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そんなバラバラな状況の人たちとその保護者の方に、同時にかけられる言葉がどれだけあるか分からないけど、思いつくままに書いてみる。
国語は第1回で予定通り短歌が出題されたので、第2回は満を持して古典の登場となると思われる。「古典=簡単な英語」と思ってもらえればいい。覚える単語なんて英語でいうと「犬=dog」くらいのレベルで、文法もほんの少しだけ。そもそも元が同じ日本語なのだから、しっかりやれば誰でも満点に近い点数になる。
一方、現代文は第1回とさほど変わらないが、要約する練習は常に役に立つ。要約のいいところは、仮にワーク・机・筆記用具などがなくてもできるところだ。マンガでも人の話でも要約してみるといい。私は昔中学3年生に「桃太郎ってどんな話?」と聞いたところ、「おばあさんが桃を拾う話です。」と真顔で返されたことがある。また、私は自営業者なので実感として分からないが、部下にトンチンカンなことをされたり、上司にお願いしたことと180度異なる対応をされたりして苦しんだ経験のあるサラリーマンの方もいらっしゃると思う。彼らに欠けているのが要約力というわけだ。
理科は第1回で1年生の単元がたくさん出題された。私は理科の第1回金沢市統一テストを「1年生1年生した問題だ。」と形容した。そこで第2回対策としては2〜3年生単元を勧めたい。特に「生物の細胞と生殖」や「天体」などは最優先に取り組みたい。
また、「1つ選びなさい」「2つ選びなさい」ではなく、「すべて選びなさい」という問題が3問も出題されたことも新傾向で、第2回金沢市統一テストはもちろんのこと公立高校入試でも注意したいところだ。正解の個数が限定されない問題は、中途半端な知識を一蹴するパワーを持っている。
英語は5教科の中で1番、第1回と第2回の出題に差がない教科だ。これからは長文読解をメインにトレーニングを積むべきだが、例えば冬に長文100問解くとすると、
◆いつも80点以上の受験生・・・全部新しい問題
◆いつも50点の受験生・・・50問×2セット
◆いつも20点の受験生・・・20問×5セット
という具合に、内容を工夫すると効果が高くなる。やっている中で分からない単語は、問題を解いている最中でなく解き終わったら調べて覚えたい。
社会は第1回で「適切なものを選びなさい」が3問、「適切でないものを選びなさい」が4問あり、社会よりも国語的に混乱した受験生がいただろう。第2回でも同様の出題が予想されるので、問題文に印をつけるなどの具体的な行動に落とし込みたい。
歴史は明治維新以降、公民は経済分野を中心に学習しよう。受験勉強とかテスト勉強とかではなくとも、お金の話は面白い。親子で電子マネーやクレジットカードの話をしてみてはどうか。株を売買している保護者の方もいるだろう。
数学は改めて図形に取り組みたい。なぜ「改めて」かというと、最近「相似」を学習したからだ。平面図形にしても空間図形にしても、相似が絡むと問題にコクが出る。私は講師だから涼しい顔をして「コクが出る」と言うけど、要は難しくなる。複雑になる。
5教科に関しては要約するとこの辺りで、明日は「冬の勉強のしかた」について書く予定だ。
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◆12月2日(土)西南部公民館9:30~11:00(受付開始9:00)
◆12月9日(土)AM出張タカラバコin金沢市内小学校
◆12月16日(土)米丸公民館9:30~11:00(受付開始9:00)
◆12月17日(日)AM出張タカラバコin金沢市内子ども会クリスマス会
◆1月13日(土)大徳公民館9:30~11:00(受付開始9:00)
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