3人の魔法使い

中島塾の中島です。こんにちは。

いい「作品」に出会えると、本当に幸せな気持ちになれます。

今日はボードゲームの話を1つ。

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11月~12月は小学校の親子活動や子ども会のクリスマス会で出張タカラバコのオファーが増える。「珍しい」「賢くなる」「親子の触れ合いができる」はもちろんだが、「天候に左右されない」というのが主催者の支持を集めているのだと思っている。

今日は久しぶりに「ゲームはかせ」としてお気に入りのゲームを1つ紹介したいと思う。ちなみに、この1つ前に「ここ1年で最高のゲーム」と称したカプチーノは2017年9月16日に記事にしていたが、ここではいったん忘れてほしい。この「3人の魔法使い」はある側面から見るとカプチーノ以上のゲームだ。

出張タカラバコに行くときで、特に参加者人数が50人以上になるときは、ほとんどの場合1テーブル6人にする。そうでないと会場のテーブル数やゲーム数と折り合いがつかないからだ。ところが、ボードゲームの中には4人用で面白いものがたくさんある。ゲームはかせと名乗ってボードゲームの楽しさを伝える私としては、これが非常に悔しいところだ。

今日紹介する「3人の魔法使い」は6人でできるゲームの最高峰と言える。少なくともタカラバコにとっては。あるいはゲームはかせにとっては。

◆4人ではなく6人でできる。
◆サイコロとコマを使いマス目を進めていくところがすごろくっぽい。
◆ルール説明が短くていい。
◆勝ち負けを競わない協力型である。
◆考えなくてもプレイできるけど、考えると勝つ確率が高まる。
◆何度でもやりたくなる。

「3人の魔法使い」は魔法学校の生徒が学校を抜け出したところからスタート。後ろから追いかけてくるオバケのヴィリー先生に捕まることなく、無事学校に戻れるかどうか

6人の生徒たちは自分の番になったら3つのサイコロを振り、周囲にある18枚の森タイルのどれか1枚をめくる。タイルがサイコロの模様と一致すれば1マス学校に近づける。一致しなければ自分の番は終わり。簡単に言うと神経衰弱のシステムだ。

このゲームの面白いポイントは、たくさんあるのだが

◆ヴィリー先生のスピードは段々早くなってくる。(最初1マス→2マス→3マス)
◆道中は他の生徒と助け合いながら学校を目指せる。(周囲のアドバイスを受けることができる)
◆学校の階段まで来たら静かにしなければならない。(周囲のアドバイスを受けることができない)

最近少しずつアナログゲームのブームが来ているのを感じるが、箱に「賢くなる!」とか「論理的思考力がつく!」と書いてあるのを見ると、ほんの少し寂しい気持ちになる。もちろんそういうゲームもいいと思うし、実際私も所持しているが、この3人の魔法使いのように普通の「楽しいですよ」というボードゲームから学び取ってもらえたらもっと嬉しい。

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【募集】

小学生ナゾ解きゲームイベント「タカラバコ」

◆12月2日(土)西南部公民館9:30~11:00(受付開始9:00)
◆12月9日(土)AM出張タカラバコin金沢市内小学校
◆12月16日(土)米丸公民館9:30~11:00(受付開始9:00)
◆12月17日(日)AM出張タカラバコin金沢市内子ども会クリスマス会
◆1月13日(土)大徳公民館9:30~11:00(受付開始9:00)

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