中島塾の中島です。こんにちは。
一言で言うと、私は日本人の大学進学率を下げたいと思っています。
理由は以下の通り。
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◆保護者の収入に対する学費の高騰。
昔に比べて保護者の収入が減っていることに逆行するかのように、大学の学費が上がっている。当然負担は昔よりも今の方が大きくなる。もう少し踏み込むと、こういう理由で2人目の子どもを諦めるとか、3人目の子どもを断念するとか、少子化の一因になっている気もする。
◆学費の高騰による奨学金という名の学生ローン問題。
それでも世の中の多くの人は変化を恐れるあまり、大学進学の必要がない子どもにまで大学進学を勧めてしまう。払うお金がないので奨学金を借りることになるが、子どもたちはこれを40歳になるまで延々と返し続けなければならない。
◆昔の仕事「言われたとおりにやる仕事」と今の仕事「自ら考え創り出す仕事」とのギャップ。
昔の仕事は「言われたことをどれだけ正確にこなせるか」が主だったため、多くの職場で高校卒よりも大学卒の方が戦力になった。しかし、これからの職場で言われたことを正確にこなすのは人間ではなくロボットの仕事になるため、人間はよりクリエイティブな活動を求められるようになる。その場合、昔に比べて高校卒と大学卒の能力差が小さくなる傾向にある。
◆学歴社会の終焉。
弁護士が過去の判例を調べるのも、医者が膨大なデータから手術の方法や薬の種類を考えるのも、人間よりもAIだという世の中で、いわゆる単にお勉強ができるだけの人間というのは売りにならなくなってきている。どんな大学を出たかよりも、大学で何をしたかの方が大事だし、その「何をしたか」の「何」は大学以外の場所でもできることかもしれない。例えば起業とか。
◆起業のハードルの低下。
ひとつ前の項目と重なる部分もあるが、洗濯板を使っていたときは、衣類を傷めない洗い方や汚れを上手に見つける技術が比較優位だったかもしれないが、今は洗濯機に放り込んでボタンを押すだけだ。そこに技術的な優劣はほとんどない。同様に、起業も今は簡単にできる。「ゴシゴシやるのに筋力が必要なんじゃないか」とか「達人じゃないと汚れが落ちないんじゃないか」とか、イメージだけでおびえている人は愚かだと言わざるをえない。刀を置いて散切り頭にしたらいいのに。
少なくとも中島塾やタカラバコの仲間であれば、三流大卒よりも二流高卒に興味を示すし、二流高卒よりも人間として一流ならば中学卒で十分だ。その人のブログ・フェイスブック・ツイッター・インスタグラムなどは、見られる範囲で見てみたいとも思う。もちろん私のもその人に見てもらえたら嬉しい。
中島雄一は、ここにあるからだ。(キリッ)
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【小学生・中学生・高校生に読んでほしい記事】
どうせ起業家的な考え方が必要なのなら、起業すればいいと思います。
http://toyokeizai.net/articles/-/201432
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