五輪のインタビューを見て

中島塾の中島です。こんにちは。

このブログは数日間書き溜めたものを順にアップするようにしています。話題との時差も楽しんでいただければ幸いです。

平昌五輪の宮原知子選手へのインタビューが物議をかもしているのを見かけた。

宮原選手は演技直後インタビューを受けていたが、質問者が開口一番「残念な結果になりましたが・・・。」と切り出していた。ちなみにここで言う「残念な結果」とは「4位」のことを指す。もっと言うと、「メダルにあと一歩届かなかった」ことを指す。

一方松岡修造氏は、宮原知子選手へこのように声をかけた。「ショートもフリーも自己ベスト。このオリンピックで本当に自分を超えた。おめでとうと言いたい。」

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まず松岡修造氏のコメントが素晴らしいことには間違いない。今大会だけでなく過去の大会も調べた(あるいは元々頭に入っていた)ことが分かる深い内容になっている。

さて問題は「残念な・・・」と言った質問者が非難されるべきかどうかということだ。私はやむをえないような気がする。理由は、質問者には他の仕事もあり、女子フィギュアスケートだけを、あるいはスポーツだけを追っているわけではないだろうからだ。

例えが悪いのは百も承知だけど、この話を聞いて私が1番最初に頭に浮かんだのは、テレビ雨トーーークで「高校野球大好き芸人」が高校野球の話を熱く語る姿だった。もしあそこにプロ野球選手がいたとして、「プロ野球選手なのに星稜vs箕島知らねえのか!」「プロ野球選手なのに松山商業vs熊本工業の奇跡のバックホーム見てねえのか!」って言ってもしょうがない。そんなこと知らなくてもプロの試合で年間30本もホームランを打てば、プロ野球選手として十分な価値があるのだ。逆に高校野球大好き芸人は知識だけで、実際グラウンドに立ってもプロのような動きはできまい。

私は質問者のことを何も知らないし、これからも調べたいと思わないけれど、おそらく質問者はプロ野球選手で、松岡修造氏は高校野球大好き芸人だったということだ。

あと、みんながみんな「4位おめでとう!4位おめでとう!」では、宮原知子選手も心情的にどうなのか。そう言うことも含めて、みんなもうちょっと落ち着いてほしいと思った出来事だった。いろんな声のかけられ方があってもいいじゃないか。

SNSが充実して個人が気軽に何でも発言できるようになったからといって、世の中の全てのことに対して、自分の思いの全てを腹の底から叫んでいいことにはならないのではないか。

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