偶然と必然の狭間で【後編】

中島塾の中島です。こんにちは。

4月2日の記事の後編です。

本来ならば1人20ほどのタイルを並べるところ、簡略化して示した。自分は手前のプレイヤーで14・20・◇・22・46の手番だと考えてほしい。

真ん中からタイルを引いてくるのだが、1枚だけ表を向けている18に注目する。ちなみに18はひっくり返すと81にもなるので、両方の可能性を考えながらプレイするとより勝ちやすくなる。

18にしても81にしても、今すぐ自分が取ることはできない。なぜなら自分は20と22の間にしかスペースを持っていないからだ。自分が取れるのは21ただ1つだけだ。

さて、ここで他者のタイルを見てみたい。もしも他者が18もしくは81を受け入れられるようになっている場合、自分がどうプレイしても取られてしまうからだ。ところが、3者ともに18も81も受け入れることができない。

ここで運任せに「えいっ!」と裏向きのタイルをめくりにいくことを私はよしと思っていないのだ。他者が受け入れられず、横取りされる可能性がないのだから、ここは一工夫して確実に18を仕留めにいきたい。

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正解手は下の写真となる。1手番使うことになるが、20と22の間にあった◇を14と20の間に持ってくる。裏向きのタイルをめくるチャンスはなくなるものの、次順絶対に18を取り、ほぼ確実に勝つことができる。

この話は、小学生でもすぐに理解する子もいるし、中学生でもチンプンカンプンだという子もいるかもしれない。

たかがアナログゲーム、されどアナログゲーム。まあアナログゲームに限らず、世の中で起こる全てのことに対して興味関心を持ち、心をときめかせ、じっくりと思考を巡らせることができれば、人生は100倍充実する。

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【小学生・中学生・高校生に読んでほしい記事】

「今までやっていたことをAIで」という新しい仕事はもちろんですが、「新しい技術で新しい仕事を」というパターンも当然あります。

http://president.jp/articles/-/24574

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