新しいビジネスの萌芽

中島塾の中島です。こんにちは。

今週中島塾3校舎で小中学生にした話を1つ。

新しいアイディアが生まれ世の中が変化してきたのは、特別な能力を持った誰かがいたからではなくて、「もっとこうだったらいいのに!」「なんでこんなに不便なんだ!」という個人の強い思いがあったからだ。

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例1◆朝起きられない→起こし屋さん→目覚まし時計→スマホ
昔は人を起こすというビジネスがあった。ストローのような筒状の物に豆のようなものを詰め、寝ている人(契約者・顧客)の部屋の窓ガラスに向かって外から飛ばす。「コツン」と鳴って顧客が起きたらビジネス終了だ。
しかし、今そういうビジネスはない。なぜなら目覚まし時計があるからだ。今風の言い方をすれば「機械が人間から仕事を奪った」ということになるだろうが、それほどネガティブな感じはしないだろう。
さて、では今目覚まし時計が飛ぶように売れているかというとそうではない。スマホの中にアラーム機能があるからだ。同じことをするならそれだけではなく他のこともできる方が便利だ。スマホで目覚まし時計を兼ねることはできるが、目覚まし時計は通話をしたり写真を撮ったりできない。
例2◆水を頭の上に乗せて運ぶのが大変だ(アフリカの女性)→Qドラム
アフリカのある地域では、女性が頭の上に巨大なカメを乗せて水を運ぶ。この方法で毎日水を運んでいると、ほとんどの人が首を痛めてしまう。そこで開発されたのがQドラムで、QドラムとはアルファベットのOの形をした円柱形のドラムで、前述の女性6人分である約50Lもの水を一度に運ぶことができる。ではなぜ「Qドラム」というかと言うと、Oの輪っかに紐を通してその紐を引いて運ぶからだ。
例3◆野菜が腐る(冷蔵庫のない地域)→ポットインポット
冷蔵庫のない地域で、収穫した野菜がすぐ腐ってしまい、なかなか利益が出ないという悩みがあった。そこで発明されたのがポットインポットだ。大きいポットの中に砂と水を入れ、さらに小さいポットを入れる。そうすると、水が蒸発するときに気化熱を奪っていき、小さいポットの中が低温に保たれるのだ。
塾生たちには制限時間を伝え、その中で日常生活での不満やこうなったらいいなという思いを書いて発表してもらった。中島塾は学習塾ではあるけれど、「お勉強ができる」ではなく「飯が食える」「人が集まる」子どもの育成を目指している。それらを目指すと、副産物として「お勉強もできる」子どもが育つ。

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【小学生・中学生・高校生に読んでほしい記事】

石川県にないお店だということもあり、恥ずかしながら初めて知りました。

http://president.jp/articles/-/25128

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