「大好き」はどこまでも

中島塾の中島です。こんにちは。

私はよくテレビ番組「アメトーーク」を引き合いに出します。

アメトーークに出演している芸人のプレゼン能力はかなり高い。興味がある者を「そうそう」とうならせ、興味がない者を「へえぇ」と引き込む。例えば「高校野球大好き芸人」では、以下のような流れになる。

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【↓一般人↓】

◆名試合について語る。

◆甲子園を見に行く。

◆スコアブックをつけながら甲子園を見る。

◆地方大会を見に行く。

◆全ての大会の勝敗を記録する。

◆地方大会の準優勝チームで架空の「準優勝甲子園」を開く。

◆甲子園に出場できなかった選手を選んでオールスターチームを作る。

◆地方大会敗退後、3年生の引退の挨拶を、保護者の側に立って聞く。

◆練習試合を見に行く。

◆練習を見に行く。

【↑大好き↑】

そんな中で、私が笑ったエピソードは、

◆冬場の練習で選手がダッシュをしているのを見ていた。冬場は野球部と言えどもジャージを着ているのだが、いいダッシュをしている選手に注目していたら、その選手はバスケ部員だった。というもの。

まず、野球の練習ですらないダッシュの練習を見学しているという時点で常軌を逸しているし、いいダッシュをしている選手に注目して、その選手が春にレギュラーになるとか打率が上がるとかいう成長に目を細めるなんて狂気の沙汰としか言いようがない。

「◯◯が大好きなんです」と子どもたちは簡単に言うけど、ここまでやれるのかというと、そうでもないケースがあると、私は思っている。ここまでハマれて一人前と言えるのではないか。

私の次男(5歳)は大相撲にハマっているが、最近では「白鵬翔」「豪栄道豪太郎」「遠藤聖大」のように、下の名前をそらんじている。そのうち高校生相撲やワンパク相撲くらいからデータを取り出すようになれば嬉しい。

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