第2回石川県総合模試解説ゼミに行ってきました2

人見知りかつ人前が苦手な中島塾の中島です。

上の写真は2019年9月1日(日)に行われた第2回模試ゼミのときに私が撮ったものです。こんな人数の前で講義をするのは本当に緊張しますし、いつも「2度とやりたくない」とも思います。

それでも私が模試ゼミに出続けるのはなぜなのか。自分でも不思議に思ったので今日この記事でまとめてみることにしました。

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まず最初に私の頭に浮かんだのは「感覚が鈍らないように」ということだ。スポーツにも通じるところがあるが、普段塾で少数の塾生に指導するのとは、目的も感覚も使う脳も筋肉もとにかく何から何まで異なる。100人規模の相手を退屈させずに自分の伝えたいことを伝え、できれば受講生たちが家に帰ってからも影響力を及ぼしたい。そのためにどんな資料を用意すればいいのか、どんな風に話せばいいのか、何をしてはいけないのか。私はタカラバコというアナログゲームサークルも運営しているが、ここでも同じく100人規模のゲーム会をすることがあって、自分で言うのもナンだけど相乗効果があると考えている。

次に、「1人でも多くの人と接点を持ちたい」ということが挙げられる。一番分かりやすく言うと「この子たちの中で塾に通っていない子が、中島塾に興味を持ってくれたらいいなぁ」ということだろうが、私の心の中はもう少しズレたところにある。風が吹けば桶屋が儲かるという言葉もあるが、あの要領で「頑張る気持ちに火がついて、中島塾でなくても他の塾でもいいから通ってくれたら」「この子たち本人でなくてもいいからこの子たちのさらに子どもが数十年後に問い合わせてくれたら」「この模試ゼミが盛り上がって、北國新聞文化センターの休日出勤している方が報われたら」という感じだろうか。

最後は単純に、「日曜日ヒマだから」という理由で締める。塾講師の中には「日曜日まで働きたくない」と考えている人が一定数いて、私はこの考え方を全く否定しない。私も昨年まではほぼ同じ考え方だったのだ。今年は少し状況が変わって日曜日に時間ができたので、昨年以上に積極的に活動をしている。

苦手だからやりたくないことももちろんあるが、苦手だけどやりたいことというのもある。受講生たちが「次も中島先生の授業を受けたい」とアンケートに書いてくれているうちは、頑張って続けてみようと思う。

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【募集】

小学生ナゾ解きゲームイベント「タカラバコ」

◆9月7日(土)西南部公民館定例会
◆9月14日(土)大徳公民館定例会
◆9月21日(土)AM金沢市内児童施設出張タカラバコ
◆9月21日(土)米丸公民館定例会
◆11月1日(金)PM石川県内小学校親子活動出張タカラバコ

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