いつものスタイルを簡単に変えられる中島塾の中島です。
いつもは最初に出している動画ですが、今日は最後にしてみようと思います。
そして、今から書く文章は、最後の動画に興味を持ってもらって、再生してもらうために書きます。
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その日、私は小学4年生・5年生塾生たち3人とドメモをしていた。
私が快勝し「これが頭の使い方だ!」と声高に叫ぶために、その一部始終を記録するために、ゲームの最初から動画を撮影し始めた。
ゲームは順調に進んだが、どうも私の旗色が悪く、私の向かいに座っている小学4年生塾生が勝ちそうな状況になってしまった。
まずい。
私が賢いことを証明するために動画を撮影しているのに。
ここで私は伝家の宝刀を抜くことになる。
その時1番勝ちそうな小学4年生塾生の手元に最後まで残っている「1」をコールしたのだ。
説明しよう。
私が場の状況を隅々まで見渡して「1」と言ったということは、それはとりも直さず「誰も1を持っていない」ということを意味しており、ここまで1番早くタイルを消化している小学4年生塾生がそれを分からないはずがない。事実、私が「1」をコールしてから小学4年生塾生は「7」「5」とコールしており、(私の手元には1がないんだな。)と理解(誤解)していることがうかがえる。
勝った。
ごめんね、塾生よ。
これが大人の「本当の知恵」なんだよ。
そしてこれが42歳の「オジサンの意地」なんだよ。
最後ビリになってから、1のタイルを見て震えるがいい。
震えている君に対して、120%のドヤ顔で「生馬の目を抜く」という言葉を教えてあげよう。
しかし、勝ちそうな相手を止めたはいいものの、小賢しいテクニックを使った天罰が下ったのか私自身もなかなか手が進まない。
そうこうしているうちに、運命のコールがされた。されてしまった。
「1!」
嗚呼、瑞々しく張りのある声。
「5!」「えっ?5ないの?えええぇえぇえぇ〜!」
オジサンの鼻声。
果たして、中島先生は最下位の憂き目に遭ってしまいましたとさ。
チャンチャン。
↓この話の動画です。5分弱あります。↓
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