中島先生の変化

今日は、金石校で「中島塾夏期講習前半戦総括勉強会」を行った。一部の、学習進度が遅れている塾生はもちろんのこと、すでに後半戦のワークを進める塾生、何とこの夏2冊目のワークに入った小学生塾生も参加して、私の予想を超える人数の塾生が来てくれた。
みんな、頑張ったよ。
さて、そんな塾生たちが、今日私を見るなり放った一言を書いてみる。
■『先生、顔赤いよ?』
■『先生、手どうしたん?』
■『先生、焼けた?』
そうなのだ。「先生、焼けた」のだ。
***
あれは昨日のことだった。
最高気温が33℃とも35℃とも予想されていた昨日、灼熱の太陽の下、私はソフトボール大会に参加してきたのだ。
あまり書かないが、私は趣味で草ソフトボールをしている。複数のチームに所属し、グラウンドで泥だらけになりながら白球を追いかけている。
8/12(日)のトーナメント大会に出場する、という連絡は以前にチームから来ていた。ちょうど塾も休みだし、私は朝7時に起床しユニフォームに着替えて球場に赴いた。
球場に着いて試合の予定を確認すると、出場16チームを4つに分けて予選リーグを2試合行い、リーグ内上位2チームが決勝トーナメントに出場できるらしかった。我がチームは15人ほどが参加しており、その中から9人が選手として第1試合のグラウンドに立った。
-4時間後(正午)-
我がチームは2試合を消化し、リーグ2位の成績で決勝トーナメントに進めることになった。仮に優勝したところで次の大会(県大会・全国大会など)があるわけではないのだが、やはり勝ち進むことは嬉しく、みんなで喜び合った。
そんな中、午後から予定がある者や恐妻家選手が戦線を離脱した。我がチームは、15人から12人へとその数を減らした。
決勝トーナメント進出チーム数は8。つまり、我がチームにとっての3試合目は準々決勝ということになる。その準々決勝戦は、予選リーグを2試合とも完封で勝ち上がってきたチームとの対戦になった。相手投手は草ソフトボール界ではやや有名な好投手で、我がチームが打ち崩すのは難しいと思われた。
(1日で3試合できれば上等じゃないか。)
(決勝トーナメントまで来ることができて良かったじゃないか。)
(暑いし、そろそろもういいや。)
そんなムードがベンチに漂っていた。しかし、事件は起こった。
試合直前、相手チームの有名投手が荷物をまとめて帰ってしまったのだ。理由は分からない。暑いし、もう投げるのイヤだったんじゃないか。
そして1時間後、我がチームは大差で勝利した。試合終了時刻は13時30分。暑い夏の中でも、最も暑い時間帯であった。圧勝にもかかわらず、選手に笑顔はなかった。そしてその後、1人の選手が都合により帰宅。我がチームの人数は11人。そのうち1人は、老齢のコーチだった。
ついに準決勝。我がチームにとっては4試合目だ。試合前のベンチを見渡すと、選手の目がウツロなのがハッキリ分かる。そして2件目の事件が起こった。
あまりの暑さのため、我がチームの選手が倒れてしまったのだ。
■ざわめく球場の一角。
■黒山の人だかり。
■あわただしく到着する救急車。
倒れた選手は救急車で運ばれ、その付き添いのためもう1人も球場を後にした。
気がつくと我がチームは9人になっていた。もちろん、老齢のコーチも勘定に入っている。
勝ち進むたびに減る人数。下がる選手のテンション。近くにある自動販売機は、量の多いジュースから順に「売切」のランプがともった。もう暑さもここまできたら、ジュースを銘柄で選んでいる場合はなく、量が第一なのだろう。
もはや何かの罰ゲームとしか言いようのない状態の中、準決勝は行われた。
今日初めてチームに合流する若者をライトに、老齢のコーチをファーストに配し、我がチームは最後の力を振り絞って戦った。なぜそんなに頑張るのか、誰も分からないまま戦った。地獄の暑さの中、4試合目にもかかわらず、盗塁とかバンバンした。もうワケが分からなかった。相手チーム、ビックリしてた。そして、気がついたら勝っていた。
決勝戦。我がチームはついに5試合目を行うことになったのだ。
(勝ちたい。勝ちたい。優勝したい。でも、もうソフトしたくない。)
(次救急車で運ばれるの、俺かも。)
(ていうか、星稜vs長崎日大どうなっとるんやろう。)
我がチームの選手たちの様々な思いが交錯する中、行われた決勝戦。
1点リードで終盤まで来たが、
最後に力尽き、
1対2でサヨナラ負け。
○| ̄|_
ボクノアシ
フツーニ
ツリマシタケド。
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[一言]
決勝戦の最終回に足がつったんですけど・・・・・・・・・
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