小学1年生の中島少年と川

中島塾塾長室の中島先生です。どうも。
今日は私が小学1年生のときの話を1つ。
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他の人と比べたことはありませんが、私は自分が子どもの頃のことをよく覚えていると思います。というのも、私は子どもの頃に転校を数回経験しており、それがちょうどいい節目を作ってくれているのです。
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私が小学1年生のときでした。学校から家に帰る途中、私は川沿いの道を同級生の友達と2人で歩いていました。ただ歩いていてもつまらないので、石を蹴りながら歩いていました。
すると突然、友達は蹴っていた石を手に持ち、スタスタと川に向かって歩いていき、石を思い切り投げ込んだのです。
バシャーン。
友達が投げた石は、派手な音を立て水しぶきを上げて川の中に消えていきました。
それを見た私は、その友達と全く同じように、自分が今まで蹴っていた石を手に持ち、スタスタと川に向かって歩いていき、石を思い切り投げ込みました。マネしてみたかったんですね。
バシャーン。
私が投げた石も、派手な音を立て水しぶきを上げて川の中に消えていきました。
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で、私の行動を横で見ていた友達は、さっきよりも一回り大きな石を見つけてきて、川に向かって投げ込みました。
ドッシャーン!
石はさっきよりも大きな音と水しぶきを上げて川の中に消えていきました。
その行動を見ていた私は、友達が投げ込んだ石よりも更に一回り大きな石を見つけてきて、川に向かって投げ込みました。友達は同級生ですが、私の心のどこかに「尊敬」といいますか、「コイツ面白い遊びを考えるなあ」という気持ちがあったのだと思います。
ドバッシャーン!!!
石はさっきよりも更に大きな音と水しぶきを上げて川の中に消えていきました。
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私の行動を横で見ていた友達は、私よりも更に更に一回り大きな石を見つけてきて、川に向かって投げ込みました。
ドグワッシャーン!
石はさっきよりも更に更に大きな音と水しぶきを上げて川の中に消えていきました。
その行動を見ていた私は、友達が投げ込んだ石よりも更に更に更に一回り大きな石を見つけてきて、川に向かって投げ込みました。このときは前述のような「尊敬」の気持ちはなかったと思います。多分「ライバル」というか、「コイツより大きな石を投げなければ」という気持ちが大きかったと思います。
ブワッシャアアーン!!!
石はさっきよりも更に更に更に大きな音と水しぶきを上げて川の中に消えていきました。
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私の行動を横で見ていた友達は、私よりも更に更に更に更に一回り大きな石を見つけてきて、川に向かって投げ込みました。このとき友達が何を考えていたのか、今となっては分かりません。
ドグワッシャーン!
石はさっきよりも更に更に更に更に大きな音と水しぶきを上げて川の中に消えていきました。
その行動を見ていた私は、友達が投げ込んだ石よりも更に更に更に更に更に一回り大きな石を見つけてきて、川に向かって投げ込みました。
ブワッシャアアーン!!!・・・ドボーン!
石はさっきよりも更に更に更に更に更に大きな音と水しぶきを上げて川の中に消えていきました。
アッ!!!
・・・気がついたら私自身も川の中にいました。石と一緒に落ちてしまったのです。トホホ。
20080423river.jpg
[今日見かけた川。同じ川ではありませんが、こんなイメージです。]
川を見ると思い出す、中島少年川の思い出。
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[一言]
最初は楽しんでいたのに・・・・・・・・・
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