お湯沸かすためのポットが壊れて涙目の中島塾の中島です。

コーヒーが飲めないじゃないですか。

スターバックスのいいやつがあるのに。

わざわざお土産を買ってきてくださる先生も！

ありがとうございます！

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【国語】

令和2年度50.5点→令和3年度60.1点→令和4年度中島予想58.0点

大問1の漢字・大問5の200字作文が易化。

大問1の漢字は

◆整える
◆緑茶
◆歓迎
◆研ぐ
◆柱（はしら）
◆油田（ゆでん）
◆勤務（きんむ）
◆背筋（せすじ）

高校入試ではなく中学入試でも満点が続出しそうなラインナップ。

大問5の作文は、昨年がことわざを絡めて書く問題で【石の上にも三年】【時は金なり】などの知識がないと書けなかったのに対し、今年はA案とB案から選択する問題でなおかつ【自分が選ばなかった方と比較して書くこと】と言う条件がついているので、格段に書きやすかっただろう。

大問2・大問3の読解問題は例年同様50字・70字・80字などの長文記述があったものの、特に書きづらさは感じられなかった。

ただ、昨年の合格者平均60.1点を超えられるかというと疑問符がつき、それでも他教科に比べれば高得点である50点代後半に着地すると予想。

【理科】

令和2年度48.1点→令和3年度51.2点→令和4年度中島予想52.0点

第1印象は【簡単】。しかしじっくり見ていくうちに、【簡単な問題と難しい問題のコントラストがはっきりしている】という事実に気づいた。下の社会でも書くが各大問の導入である（1）や（2）で出てくる用語「マグマ」「組織」「等速直線運動」「停滞前線」「精細胞・卵細胞（完答）」などは、「今年の理科は簡単だなぁ」と切って捨てるくらいには易しい。ただし、化学反応式が2Ag2O→4Ag＋O2のようになる件や大問6問4（2）の天体に関する長文記述などを見ると、上位校志望者でも悪戦苦闘するであろう問題が並ぶ。今年度8回あった石川県総合模試と同じくらいの平均点に落ち着くのではないだろうか。

【英語】

令和2年度45.3点→令和3年度46.1点→令和4年度中島予想45.0点

言い訳から入るけど、英語にはリスニングがあり、現時点で私はその音源を入手できていない。受験生たちの話ではスピードが速くリンキングがあって聞き取りづらかったとのことだったので、そこを平均点予想に組み込んだ。

国語・数学ともに苦手な受験生たちの受け皿というか駆け込み寺になっている大問1が、英語にはない。以前はリスニングだったのかもしれないけど、今年は聞き取りづらかったという。以前あった文法の並べ替え問題や穴埋め問題、あるいは単語の意味を書く問題など、低学力者層に配慮があってもいいかもしれない。ただ、今年度の石川県総合模試では平均点が高かったこともあり、県内受験者の中央値が高いところにあるとすれば、前回の平均46.1から大幅に下がることも考えづらく、45.0点とした。

【社会】

令和2年度43.9点→令和3年度48.0点→令和4年度中島予想47.0点

上で書いた理科と印象が近い。各大問の導入である（1）や（2）で出てくる用語「ユーラシア大陸」「承久の乱」「行政権」「関東ローム」「農地改革」「間接税」らを見ると簡単だと思ってしまいそうだが、後半の長文記述は、大問1問5「アフリカ諸国の国境」大問4問5「昼間人口と夜間人口」大問5問3「地租改正前後での変化」の3つがいわゆる「定番記述」で、それ以外は「新傾向」「難問記述」に分類されるものだった。もちろん他の教科同様各高校における採点基準にもよるのだが、平均点が高くなることはないだろう。

【数学】

令和2年度40.0点→令和3年度48.6点→令和4年度中島予想47.0点

低学力者層にとって数学は大問1が全てなのだけど、今年は大問1の（4）（5）が難しかったんじゃないかと予想する。国語の漢字問題で「緑茶」を読ませようと考えた先生が数学科にいてくれれば少しは緩和されたのだろうか。

大問6（2）の証明問題も一筋縄ではいかない。直角三角形の合同を証明する問題なのだけど、条件は直角三角形のそれではなく普通の三角形のもの「1組の辺とその両端の角がそれぞれ等しいから」を使う。斜辺の長さが等しいことを言えず、直角三角形の合同条件を使うことができないことに気づけるのは、偏差値55以上ではないだろうか。

【まとめ】

特段大きな出題変更などなく、中島塾の塾生をはじめとする多くの通塾生たちが各塾で頑張ったことが反映される出題だったと思う。まずはホッと胸をなでおろしたところだ。今年の受験生たちはやがて高校生活のスタートを切ることになるが、私は今の2年生たちと来年の受験を戦うので、今からその準備に入りたいと思う。自分の中でもしっかり固まってはいないけど、【ジャンル別まとめ問題集】を作成しようかと。

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