合格本、という名のルールブック。

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中島塾の中島です。こんばんは。
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【「合格本」 学習塾協議会いしかわ】
10月12日(水)に中島塾有松校で
10月13日(木)に中島塾金石校・NPS米丸校で
合格本を配布し、中学3年生塾生のみんなに金沢市統一テスト(地域統一テスト)の話をしました。
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この合格本は、石川県最大の塾団体である学習塾協議会いしかわの先生たちが毎年協力して作っている本で、石川県の入試情報はもちろんのこと金沢市統一テストをはじめとする各地域統一テストの過去問も入っているオリジナルの冊子です。北海道でもない、沖縄県でもない、富山県でもない、福井県でもない、石川県の入試だけに合わせた情報誌であり同時に問題集です。
これは私だけかもしれませんが、この本を使って勉強するのとこの本の存在を知らずに勉強するのとでは、志望校のレベル1つ分変わると思っています。そう信じて塾生に渡しています。
もちろん、入試の傾向など知らずに満点を取るような馬力のある子もいるでしょう。地域統一テストの過去問などやらずに偏差値70をたたき出す生徒もいるかもしれません。
私の目で見てそう思う塾生がいたら、その子だけ別のカリキュラムを組もうと思います。しかし今のところいない。だから中島塾では全ての中学3年生にこの合格本を渡しています。そして今から徹底的に使っていきます。
実力をつけながら、同時にこれから行われる試験のルールを叩き込んでいきます。
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ここでチョット例え話を1つ。
子どもがサッカーを始めようとします。
子ども『ねえねえ、サッカーってどうやるの?』
大人『あん?サッカーか?11人で1チーム作るんや。』
子ども『分かった!ありがとう。』
これを聞いた子どもは、11人でグラウンドに立ち、11人でボールを追います。しかし、相手チームは攻撃する選手と守備の選手を分けて作戦を立ててきました。子どもは慌てるでしょうね。
子ども『え?何でみんなボールに集まらんのん?』
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例え話の2パターン目。
子どもがサッカーを始めようとします。
子ども『ねえねえ、サッカーってどうやるの?』
大人『あん?サッカーか?足でボール蹴ってゴールに入れればいいんや。』
子ども『分かった!ありがとう。』
これを聞いた子どもは、足でボールを蹴ってゴールを目指します。しかし、相手チームはフワリと浮いたボールをヘディングで狙ってきました。子どもは慌てるでしょうね。
子ども『え?頭もいいんけ?知らんかってんけど。』
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どちらも、大人が子どもに話した内容は悪くないんです。まあまあ普通のことを言っているんです。子どものためを思っているのだろうとも感じます。
でも足りない。
詳しくない。
ルールを知り尽くしていない。
そこを詳しく解説した「ルールブック」がこの「合格本」であり、この合格本の使い方を指導するのがこれから1ヶ月の私の役目です。ちょっと自慢げだけど、思い切って言います。私が鬼で、合格本は金棒。さー、やるぞー。
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■2010年10月14日
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さー、・・・・・・・・・
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