中島お父さんの漢字テスト

中島塾の中島です。こんにちは。
先日、自宅で長男(9歳)の宿題を見ていました。
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まあ「宿題を見ていました」とか偉そうな表現を使いましたが、
実際は勉強机の後ろにある長男のベッドでゴロゴロしていただけです。
ただ、背後から禍々しいオーラを出して威圧していました。
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【ベッドでゴロゴロしながら禍々しいオーラを放つ私】
長男は新出漢字の書き取りをしていました。
私の禍々しいオーラ(3回書きました)のお陰もあって、長男は1度もよそ見することなく
比較的短時間で書き取りを終えました。
そして振り返ると私に向かってこう言いました。
長男『お父さん、宿題終わったし遊ぼう。』
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しかし、ここで素直にそうしないのが私。
「遊ぼう」と言われて遊んでちゃあダメなんだよ。
「ごめんですんだら警察いらねぇ」っていうのと同じですいやちがうわ全然ちがった。
私は落ち着いた口調でこう言いました。
私『長男よ、本当に書けるかどうかテストしよう。』
長男は明らかに顔をゆがめて抗議してきます。
長男『ええっ?何でぇ?』
私『あのな、長男。漢字の書き取りが宿題に出るっていうのは、決められた文字数をただ書けばいいってもんじゃないんやわ。テストに出たときに、何も見んでも書けるようにならんと。もっと言うと、日常生活で手紙とか作文を書くときにサラッと出てくるようにならんと意味ないんや。だから今からテストする。ホラ、これが紙な。お父さん問題イーーーチ!』
長男『えっ?あっ、おっ!はい。』
私『「電気をつける」』
長男『で・ん・き・を・・・つける。』
私『お父さん問題ニーーーィ!』
長男『はい。』
私『「体が軽くなる」』
長男『か・ら・だ・が・・・か・る・く・なる。』
私『お父さん問題サーーーン!』
長男『お父さん、ちょっと待って!』
長男はいつまでも私の言いなりにはなりませんでした。
長男『お父さん、このテストは10問までにして!』
まあ私も星一徹級のスパルタ教育をしようとは思っていませんから、ここは受け入れます。
私『分かったよ。じゃあいくよ。お父さん問題サーーーン!』
長男『はい。』
私『「日光がまぶしいけれど、畑をたがやし、そこに花を植える。」』
長男『なに!問題長くなった!』
私『お父さん問題4、「悲しい暑中みまいの話。」』
長男『悲しい暑中みまいってどんなん?』
私『お父さん問題5、「歩道橋の下の遊園地に行こうという王に仕える家来。」』
長男『それどういう状況や???』
ということで、出題可能な10問の中に30問分のエッセンスを注ぎ込んだ中島お父さんなのでしたあ。(今日のワンコ風に)