徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと

中島塾の中島です。

私の趣味のうちの1つは読書で、ジャンルを問わず多読乱読しますが、このブログで紹介する本は私が良かったと感じたものだけです。

 

私は電子書籍を愛用していますが、何かしら理由があるときは紙の本を読みます。

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私は家に興味がない。だから普通に考えてこのタイトルの本を手に取る理由がない。しかし、家には興味がないが、この筆者には興味がある。過去作も全て読んでいるし、塾生にその内容を伝えたこともある。

そして、ここからは結果論なのだが、読んで良かった。理由は、私が現在営んでいる中島塾という仕事が、著者の表現をそのまま使うと、「等価な価値を交換する取引」ではなく「両者で共に創出した価値を分け合う共同プロジェクト型の取引」だからだ。

私はこの本と出会う10年以上も前から、塾の授業が1回終わる度に「中島塾 hot line」という報告メールを保護者の方に送信している。これなんかは正に「塾と子どもと保護者の方との共同プロジェクトですよ」「保護者の方の手を完全に離れているプロジェクトじゃないんですよ」「子どもは黙って座っていればいいわけじゃないんですよ」という塾からの意思表示に他ならない。

そして私はこの本と出会う20年も前から年に何度も個別保護者相談会を開いているけど、これも正に同じ考えが根底に流れている。退塾者数とブログのアクセス数が抜群に低いことを誇る中島塾だが、それでも年に2〜3件の退塾者はあり、そのほとんどが「成績が上がらない」「塾に教えてもらえない」というもの。

サンマを買いに来る感覚で塾に来られる保護者の方にはここから説明し、共に価値を創出してもらえるようお願いする。そのお願いが聞いてもらえない場合は、残念ながらあまり幸せな未来をイメージできない。

子どもの塾選びに失敗した、くらいならまだ傷も浅いかもしれないし、中島塾の悪口でも言ってウサを晴らせばよかろうが、これが命に関わる重病で病院とやり取りすることになったとか、3000万円払ってハウスメーカーと家を建てることにしたとかだったらどうだろう。

「両者で共に創出した価値を分け合う共同プロジェクト型の取引」を上手にできる人がひとりでも増えると嬉しい。

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◆5月11日(土)大徳公民館9:30~11:00(受付開始9:00)
◆5月18日(土)市内施設出張タカラバコ
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