中島塾の中島です。
下の本「ひかりの魔女(山本甲士著)」は2018年石川県公立高校入試問題で出題された読解問題の出典です。
まだ読んではいないのですが、とりあえず表紙だけ。
***
文章から必要な情報がうまく取り出せない人っていうのは大人にも子どもにも一定数いて、子どもの勉強でいうとそんな子たちは解説を読むことができない。いや、解説を読むことができないのならハッキリと気づけるのだが、解説を読んで(文字を目で追っていって)理解した気にはなるものの実際頭の中には入っていっていないからタチが悪い。
学校や塾で授業をしたり、LINEのオープンチャットで動画解説がウケるのもこの辺に理由があって、「読めない」「読んでも意味が分からない」ということは多々あるのだ。私は読んだら分かる側の人間だけど、読めない人や読んでも分からない人の気持ちはわかるつもりだ。
例えば下の解説なんかだとどうだろう。∠BEFを図で確認するだけでも相当な労力を要すると思う。
◆文字を読んで映像を頭の中に投影する技術
◆分かりにくい文章でも粘り強く読み続ける忍耐力
◆絵や写真などを見てそれを文章にする表現力
は、子ども時代に身につけておきたい。
ではリモートが当たり前になった世界ではどんな人間が生き残れるか。
1、言語が正確で堪能であること
2、前置きが長くないこと
3、指示が明確であること
4、長文ではなく短文で反応が早いこと
5、想像力・共感力があること
リモートの本質は言語だ。言語が正確に扱えなければリモートは辛い。— Dai Tamesue (為末大) (@daijapan) March 7, 2020
*****
【募集】
小学生ナゾ解きゲームイベント「タカラバコ」
◆3月7日(土)西南部公民館定例会は中止になりました。
◆3月14日(土)大徳公民館定例会は中止になりました。
◆3月21日(土)米丸公民館定例会
「知の入り口」に興味がある方からの問い合わせ・申し込みをお待ちしております。