大人を反面教師にして塾生を指導している中島塾の中島です。
コロナの関係でもデータや資料がよく出てきますが、正しく読めない人って多いですよね。
上の画像は、先日中島塾の中学2年生・3年生のオンライン授業で使った資料です。
面白い問題だと思いませんか。
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問題文には「面積が最も小さい国を1つ選べ」「その国はどの大陸にあるか」となっているが、授業ではどの国が何大陸にあるのかということ全般について言及した。
私が特に面白いと思ったのは、アフリカ大陸上にあるナイジェリアと南アメリカ大陸上にあるブラジルとの比較だ。人口自体はウ約2億人、エ 約1億9000万人であまり差がない。これを覚えろという指導は、少なくとも中島塾ではしていない。それよりも人口密度の差が大切だ。こちらは、ウは25人でエ は207人となっていて、正に「桁違い」の差だ。これを利用しない手はない。
ブラジルは非常に自然が豊かな国で、もう少し異なる表現方法で言うと人が住めるエリアが狭い。だから、人口密度を計算するとさほど大きくはならない。しかしナイジェリアをはじめとするアフリカ大陸の国々はそうではないので、人口密度は大きくなる。そこで、人口密度の小さいウがブラジルでEの南アメリカ大陸、人口密度が大きいエ がナイジェリアでAのアフリカ大陸ということになる。
私はこういうことを伝える授業が気に入ったので、少し深めて動画にしていきたいと考えた。
みんな、資料の読める、データの読める大人になってくれ。
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