英検・数検・漢検の3大検定を全て塾内で実施している中島塾の中島です。
この検定受検を勧めるのには理由があります。
まず大前提として、これらの検定はほぼ塾の儲けになりません。
検定料は右から左で各検定協会に納めることになるからです。
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今日は、それでも私が検定受検を勧める理由を書きたいと思う。
私が検定受検を勧めるのには3つの理由がある。
1つ目は、高校入試のように合否がハッキリと出るからだ。
塾講師の私が言うのもナンだけど、普段どれだけ言葉を尽くして説教をしても全く心に響かないケースも多い中、「検定合格おめでとう」「合格だったよよかったね」という言葉は塾生たちを天にも舞い上がらせるし、反対に「検定落ちたよ」「検定ダメだったよ」という言葉はどこまでも落ち込ませる。ドラえもんの秘密道具で「ドラマチックガス」というのがあったけど、あれに近い効用があると思う。
2つ目は、高校に対して普段の努力を伝えることができるからだ。
まだまだ不安定な中学3年生が高校入試当日にバチッと実力を発揮できるケースは少ないと思う。そこでこれらのような検定を受検して「英検準2級」「数検3級」「漢検2級」などを取得しておくことにより、「普段はこれくらい力のある生徒なんですよ」というアピールをする。検定は受かったら調査書に書いてもらうことができる一方で、落ちてもそれを記載するスペースはない。挑戦した者だけがそのメリットを享受することができるのだ。
3つ目は、学年に関わらず予習を進めることができ、学年に関わらず戻って勉強ができるからだ。検定受検は、中学1年生が2年生の単元を予習する理由にも、中学3年生が中学2年生の単元を復習する理由にもなり得る。近年特に多様な生徒が様々な形で勉強をしている。「中学x年生だからy級を受検しなさい」という言い方ではなく、「今のキミにはa級受検がピッタリだよ」というふうに勧めることができる。
中島塾では今年度、英語検定と数学検定(1回目)が終わった。今後漢字検定と数学検定(2回目)を行う予定があるので、このブログをご覧になって興味を持たれた場合はご連絡ください。塾生の保護者の方々には中島塾hotlineでご連絡します。
ちなみに、子どもだけに受検を命じるのではなく、保護者の方も一緒に勉強して受検される方法もお勧めしています。昔に戻ったつもりで勉強するのも気持ちがいいものですよ。
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