戦う、中島先生 The Final

■「戦う、中島先生
■「引き続き戦う、中島先生
■「まだまだ戦う、中島先生
■「グイグイ戦う、中島先生
の続編で、今回が最終回です。
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[前回の終わり方]
私は静かに口を開きました。
中島『あのですね………。』
*****
■ハウスクリーニング…-25000円
■解約手数料…-5000円
■敷引…-85000円
■合計…-115000円
中島『これは払えません。』
管理『え?』
中島『まず「敷引」の意味が分かりません。確かに大家さんに申し訳ない気持ちはありますが、私は何か契約違反をしたわけではありません。だいたい「敷引」なんて聞いたことありませんよ。「敷金から引くよ」とかそういう意味ですか?払えるわけないでしょう。』
管理『はあ・・・。』
中島『次に「ハウスクリーニング」ですが。本当に25000円もかかるんですか?「敷引」が怪しいので、「ハウスクリーニング」も怪しいと考えてしまいますね。こういうのは信用の問題です。私が清掃業者を探したいのですが、可能ですよね。』
管理『ええと・・・。』
中島『いいですか、管理会社さん。管理会社さんにとってのお客さんは、大家さんだけではないのですよ。私もお客さんです。管理会社さんは、本当に大家さんと私の両方のことを考えてこの提案をしているのですか。』
管理『・・・。』
中島『まだ独立して2ヶ月ですが、私はプロの進学塾講師です。塾生とその保護者の方に喜んでもらえるようなサービスを考え、色々悩みながらも頑張ってやっています。管理会社さん。管理会社さんはこの道のプロとして、正しいと思ってこの紙を私に出したのですか。』
管理『いや、そうは思いません。』
中島『たかだか10万円そこそこの金だと思われるかもしれませんが、私には大切なお金です。いや、私はそれが納得できないものであれば100円だって払いたくありません。そしてもう1つ。次は別の場所でお会いすることになると思いますが、私は仮に弁護士さんなどに支払う費用がかさんだとしても一歩も引く気はありません。10万円を取り戻すために20万円かかったとしても、それが適正な価格であれば構いません。あなたや大家さんに10万円払うくらいなら、弁護士さんに20万円払った方がマシですよ。』
管理『わかりました。もう1度大家さんと話をさせてください。3日以内に連絡しますから。』
***
その後、管理会社の担当者は大家さんを説得してくれました。私は決戦になった場合に備えて、教室の写真(きれいだという証拠写真)を数枚撮り、管理会社からの連絡を待ちました。
***
数日後、管理会社から連絡が来ました。
[結果]
■ハウスクリーニング…0円
■解約手数料…-5000円
■敷引…0円
■合計…-5000円
私の言い分がほぼ全面的に通りました。イヤッホウ☆
***
記事の順序は前後しますが、私はそうやって戻ってきたお金で扇風機を2台買ったのです。チャンチャン。
[ここで。中島先生、気合の宣言。]
塾生のみんな!
保護者の皆様!
いただいた月謝は!
1円たりとも!
無駄にしません!
解約手数料の意味とか分からんけど。
それとこの間、きれいな店員さんに高いネクタイ買わされたけどな。
○| ̄|_
ゴメンヨォ・・・
*****
[問題]
実は今日の私の発言部分、ちょっと真実とは変えてあります。それは何でしょうか。
[ヒント]
やっぱ進学塾のブログですから、ね。
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戦う、中島先生 The Final への3件のコメント

  1. MiB 南です

    中島先生 こわいんですね。
    きれいな言葉に直してないバージョンを聞いてみたいですね。
    以後、私も「心して」お話します。(笑)

  2. ハル

    すごい!
    えらい!
    おとこ!
    塾長~~~っ!!!
    「エール」送りまくります。

  3. 中島先生

    コメントありがとうございます!元気出ます!
    >南様
    中島先生、こわくないです。きれいな言葉に直してないバージョンも封印します。だから以後も今まで通りお話しください(笑)。
    >ハル様
    「エール」しっかり届きました。
    ブログも実物もヘナチョコ塾長な私ですが、地下3階から一歩一歩階段を上がっていきますので、屋上から見守っていてくださいね。

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