[達成表の様子（金石校3日目）]
＊初日の様子はこちらからどうぞ。
今日は私が家を出るときの中島家の1コマです。
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塾講師というのは夏に活躍する職業です。
おかげ様で私も、塾生に囲まれて充実した毎日を送っています。
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ところで、私には2歳（もうすぐ3歳）の息子が1人います。アンパンマンと機関車トーマスが大好きで、毎日元気に過ごしています。家族みんなを笑顔にしてくれる、中島家の太陽です。
今日私が塾へ出かけようとすると、玄関付近に息子と息子の祖母（つまり私の母）がいました。
そして、母から話を聞くと以下のことが分かりました。
■今から息子がプール（空気を入れて膨らませるタイプ）で水遊びをする。
■息子の祖母（つまり私の母）が、子守（孫守）をしてくれる。
■プール（空気を入れて膨らませるタイプ）を作るときは普通、専用の空気入れを使うのですが、その空気入れが壊れてしまっている。
肝心のプールを作ることができず、困っているというのです。私は考えました。
･･･。
･･････。
･････････。
（息子よ、いつも一緒にいられなくてすまん。俺ももっと息子と一緒にいたいのだが、塾生のことも息子と同じで大切なんだ。しかも夏休みなんだ。たっぷり授業ができる大チャンスなんだよ。すまん、許して。その代わり･･･、その代わりこのプールは俺が必ず膨らませてみせるから！）
私は手に持っていた荷物を傍らに置くと、プールから壊れた空気入れを外し、猛然とプールに襲いかかりました。直接息を吹き込んだのです。
プーッ！
ッププーッ！！
ハアハア。
ププププーッ！！！
別に書かなくてもいいのかもしれませんけど、そのプールは空気を吹き込むところが3段もあるというデラックスタイプでして。私は全身汗だくになりながら、懸命に息を吹き込みました。
（プールよ！）
（私の息を！！）
（たっぷりと飲み込んで大きくなってくれー！！！）
（そして！）
（息子の水遊びを！！）
（俺の代わりに見守ってくれーっ！！！）
私が孤独に盛り上がっていたそのときです。
息子が、アンパンマンの歌を歌いながら、私とプールにフラフラと近づいてきました。
♪あ、あ
♪アンパンマーン
♪やーさしー･･･
そして、そのまま。
私が膨らましている最中のプールに。
息子『ドスン！！！』
私『ウゲッグゲパッパハー！』
マジかよ。超容赦ねえ。
○息子－（プールにボディーアタック）－中島先生●
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[一言]
結局、その後どうなったかなどは一切知らないまま･････････
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