小学4年生の中島少年とドッジボール大会2

中島塾塾長室です。どうも。今日は昨日の記事の続きです。
[前回のあらすじ]
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ゼンカイノキジヲゴランクダサイ。』
*****
校内ドッジボール大会の決勝戦なのに、代表者各1名によるジャンケンで優勝チームを決することに。そして私のクラスの代表者は私、中島少年に。そして結果は、
私『グー。』vs『パー。』相手
で敗戦に。
***
クラスのみんなの血と汗と涙をギュッと凝縮したような大事な大事なジャンケンで、あっさり負けてしまった中島少年。当時9歳。勝負は時の運ですが、それにしてもあまりにも重い敗北でした。
○| ̄|_
気持ちはこんなんなってました。完全に折れていました。
するとそのとき、
審判先生『おいおいお前ら!何しとるんや!』
( ̄□ ̄)!!!ヘッ?!
審判先生『まだや!まだ!まだ!先生が立ち会うから!』
あ。
今 の ジ ャ ン ケ ン 。
ノ ー カ ウ ン ト だ 。
だ。
***
確かにちょっと違和感はあったのです。優勝クラスが決まったというのに、会場の拍手もパラパラでしたし、両クラスのメンバーの中にもよく状況が把握できていない子がいたようですし。
で、ギャラリーにうながされ、私たちはすぐに再ジャンケンをしました。多分最初のジャンケンから10秒くらいしか経っていなかったと思います。
『さーいしょーはグー。ジャーンケーン………』
私『グー。』vs『パー。』相手
○| ̄|_
中島少年、2度目の敗北。
「相手はパーを続けてこない」という私の読みは、あっさり裏切られる結果になってしまいました。今考えると浅はかだったのかなあ。
しかし、神は中島少年を見捨てたりはしませんでした。
審判先生『だからちょっと待てって!ちゃんとしようって!』
へ。
今 の ジ ャ ン ケ ン も 。
ノ ー カ ウ ン ト で い い の 。
か。
まじで。
***
今冷静に考えると、これは相手クラスが怒ってもいい場面だと思うのですが、なぜか怒る子はいませんでした。みんなひたすら盛り上がっていました。
相手ギャラリー『うおー!2回も勝ったのにー!うおー!』
味方ギャラリー『うおー!2回も負けたのにー!うおー!』
とにかくギャラリー全員の心の中が『うおー!』で埋め尽くされていました。ウオーズマン。
***
さあ、一息つきました。ジャンケンをする2人の距離も少し取りました。今度は審判先生のかけ声で3回目のジャンケンです。本当の、本当の決勝戦です。
神に愛された中島少年が、クラスに「優勝」の2文字をもたらす瞬間がやってきたのです。
審判先生『さーいしょーはグー。ジャーンケーン………』
私『グー。』vs『パー。』相手
○| ̄|_
………
………
………
というわけで私は、「3度グーで負けた男」という重い十字架を背負いながら、学校生活を送ることになりましたとさ。
その後。
本当に、誰からも責められなかったです。本当の本当に、誰からもいじめられなかったです。
ただただ、
『中島くん、あのとき何でグーしか出さんかったん?』
て言われ続けただけでした。1週間ほど。
*****
[一言]
何で3回目にグーを出したかというと、………
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小学4年生の中島少年とドッジボール大会2 への2件のコメント

  1. いっし~

    負負負(←笑ってるのよ(^_^;))
    まさか3回も負けるなんて…。
    ソレも思い出の1ページですね。

  2. 中島先生

    コメントありがとうございます。
    あー、「負負負=フフフ」ですね(^^)
    アイコとか全くなく、純粋にグーvsパーで3回連続負けました。今となってはいい思い出の1ページです。
    こうやって昔のこと思い出すのって、結構面白いですよね、いっし~さん♪

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