学習塾とアナログゲームサークルの共通点を考えてみると、どちらも初心者に優しく教えて中級者・上級者を増やす必要があることに気づいた中島塾の中島です。
日本は今人口が減少傾向にあることで様々な問題を抱えていますが、勉強もボードゲームも競技人口が減るのはジャンルそのものの死活問題なわけです。
上の漫画、麻雀人口増加計画の中では、女流雀王を獲得した日本プロ麻雀協会の大崎初音プロが麻雀初心者の人たち(主に年配の方々)に教える苦悩、麻雀教室「紅孔雀」を大きくしていく上での葛藤などが描かれていました。
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アナログゲームや麻雀はともかく、勉強の楽しさを教えるのは難しい。テレビゲームなどのライバルが日進月歩の成長を遂げているところに、YouTubeやLINEなどの新興勢力も日に日にその勢いを増している。太っている人は見た目を気にしてジムでトレーニングに励むが、テストの点数は良くても悪くてもあまり見た目が変化しないのだ。
中島塾では今「一般教養」という授業をしており、早口言葉やノーベル賞受賞者、世界遺産などについて教えている。これらは学校のペーパーテストに出題されないからテストの点数アップという形で保護者の方に分かりやすい成果にはならないのだけど、知らないよりも知っていた方がカッコイイことは間違いない。日本人で初めてノーベル賞を受賞したのは湯川秀樹氏です。
中には私自身も知らないことがあり、その都度授業を通して勉強させてもらっている。「驚き 桃の木 さんしょの木」は知っていたけど「困り 入り豆 さんしょみそ」は知らなかった。
一般教養の授業は収録形式で行なっているので、必然的に塾生たちよりも私の方が先に勉強することになる。2月のブログが知的になったと思ったら、それは一般教養の本のお陰です。
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