それは本当にわり算の間違いなのだろうか

毎日たくさんマルつけをしている中島塾の中島です。

先日マルつけをしていて気になったものがあったので記録しました。

この塾生はわり算ができないのでしょうか。

5−1=3としてしまっていることが分かると思います。

わり算ではなくてその手前のひき算ができていないということです。

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これは勉強だけでなく他のことにも応用できると思うのだけど、「Aができない」ということを詳しく分解して見ていくと「Aの成分であるaができない」「Aの成分であるaのもう1つ手前のbができない」ということが浮かび上がってくる。

これは、「Aができない」という壁にぶち当たった時に「俺にはセンスがない」とか「私には向いていない」と考えるのとは天地ほどの差が出る。

私は学習塾講師を始めて丸24年経つ。確かにセンスの塊のような、一を教えたら十できるような、そんな塾生も少なからずいた。しかし、そうでないからと言って短時間・短期間で諦めてしまうのは、あまりにももったいないと思うのだ。

センスがあるとかないとか、才能があるとかないとか、向いているとかいないとか、そんなのどうでもいいじゃないか。やりたいかやりたくないか、なりたいかなりたくないかで、物事を決めよう。

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