柔道漫画を通して中島先生の考えを

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中島塾塾長室の中島先生です。どうも。
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今日は漫画のお話を1つ。
「帯をギュッとね!」という漫画をご存知ですか。浜名湖高校柔道部に所属する粉川巧(こがわたくみ)くんを主人公とした柔道漫画です。
高校2年生のときに、インターハイ(全国大会)で団体戦ベスト8に入った浜名湖高校。打ち上げのカラオケで、今後の活動方針をめぐり柔道部のメンバーどうし口論になります。
で、その翌日の粉川くんと同級生斉藤くんとの会話。ちなみに粉川くんの意見は「みんなで楽しく柔道をしたい。」で、斉藤くんの意見は「これからバンバン練習して、来年全国優勝を目指したい。」です。
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粉川『そりゃ練習は苦しいよ。当たり前だけど。カラダをいじめるんだもんな。でも、イヤイヤやってちゃダメなんだよ。苦しい練習を長く持続させるためには、楽しくやらなくちゃダメなんだ。』
斉藤『……。』
粉川『オレはまちがったことを言ってるか?斉藤。』
斉藤『理想論だ。たとえば筋力トレーニングだって、筋肉を疲労させるのが目的なんだ。筋肉を疲労させると、カラダは自然にトレーニング前よりも高い筋力を出せるようになるまで回復しようとする。これが”超回復”といって、筋力アップのしくみだ。苦しくなるまでやらなきゃ意味がない単純な動作の繰り返しだよ。こんなことが楽しいヤツがそんなにいるか?』
粉川『いや!楽しめる!腕のトレーニングをやれば力コブが太くなる。自慢できるじゃん!』
斉藤『……。』
粉川『懸垂をやれば広背筋がついて、逆三角形の体になれる。カッコイイじゃん!』
斉藤『……。』
粉川『腹筋だって、お腹がひきしまってカッコよくなるぞ。何回やっても平気だぜ!』
とまあこんな会話です。結局粉川くんも斉藤くんも目指すところは全国優勝だったわけです。それを、「楽しむ」のか「苦しいけど我慢する」のかというのが2人の違いだったのです。
私の考えは粉川くん側です。つけ加えるなら、
■短時間でもいいから毎日練習すべし
■遊ぶときは思い切り遊ぶべし
■日常生活の中にも体を鍛える機会はあると心得るべし(階段とかバスの中とか)
というところで、どれも現在塾生に言っていることです。
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みんなにとって、勉強は辛いし苦しいものです。特に受験生はこの先泣きたい日もあることでしょう。そんな中でも、「これを知っていれば自慢できる!」「点数上がったらカッコイイ!」というシンプルな気持ちを心の中心に置いておいてほしいものです。
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[一言]
私の仕事に対する気持ちも・・・・・・・・・
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