中島塾塾長室の中島先生です。どうも。
＊＊＊＊＊
私は、「塾単体で子どもの成績を上げるのには限界がある」と考えている。その子の成績向上について真剣に考えその子の幸せを願う複数の大人が、互いに協力していかなければならないと考えている。あと、本人も。
先日、偶然にも中島塾有松校と金石校で同じようなことがあったので紹介したい。
＊＊＊
中島塾では、塾生全員に「毎日プリント」という課題を出している。
■継続は力なり。
■1日は24時間もあるのだから、最低でもそのうち15分は学習をしよう。
■小学生も中学生も、晴れの日も雨の日も、盆も正月も1枚しよう。
と言って取り組んでいる。
しかし、中にはきちんとしてこない子がいたり、いつもは忘れない子がうっかり忘れてくるケースもあったりする。
そんなとき、私は保護者の方に連絡をする。
『いつもお世話になっております。中島塾です。今日○○さんが毎日プリントを忘れてきたので、いつもの来る曜日（時間）ではないのですが、次は×曜日の△時に来ていただけませんでしょうか。』
＊＊＊
一口に「親子」と言っても、本当に様々な形がある。私は上のような連絡をするとき、最悪断られることも覚悟している。
■他の習い事があり、都合がつかないので。
■部活が忙しく、いつも疲れて帰ってくるので。
■子どもがかわいそうなので。
＊＊＊
最後のような直接的な表現は少ないかもしれないが、このようなスタンスの保護者の方も現実にいらっしゃるのだ。しかし、先日中島塾有松校と金石校でこのような連絡をしたとき、中島塾の保護者の方はどちらも、
『毎日プリントをしていなくてすみませんでした。×曜日の△時に子どもを行かせますので、よろしくお願いします。』
と、連絡をくださった。ある保護者の方は、私が連絡してから20分後に返信をくださった。そして、その最初の1文は、
『返信が遅くなりすみません。』
であった。
素晴らしい保護者の方々の協力を全身に感じながら、今日も私は全力で授業をする。
＊＊＊＊＊
[一言]
本当に様々な親子の形があります。･････････
人気blogランキングへ←クリックで応援してください。一言の続きも出ます。