北陸大学の説明会に行ってきました

中学校・高校・大学校の説明会によく行っている中島塾の中島です。

こういう情報はすぐ古くなってしまうんですよ。

北陸大学は2023年度から新たに理学療法士を育てる新学部を設立するとのことでした。

意欲的ですね。

今回の会には、私のような学習塾講師は少なくて、高校の先生が多いという印象でした。遊学館や金沢学院高校など、上に系列の大学を持っている高校の先生もいらっしゃいました。高校生全員が金城大学や金沢学院大学に行くわけではありませんから。

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大学の立場から話をすると、

◆子どもの数は減っているのに

◆細かいオーダーを聞いたり1人1人に個別対応しなければならず

◆最終的には就職率で評価されてしまう

という、ヘレンケラーも真っ青な三重苦で、今回お邪魔した北陸大学のみならず、多くの大学が苦戦を強いられているのではないかと推察する。私は大学が、多くの小学生・中学生・高校生にとってずっと憧れの場所であり続けてほしいと応援している。ゴールが魅力的だと勉強にも力が入るものだ。

私が中学生・高校生だったのは今から30年も前の話になるけど、その頃は県外志向が非常に強く、みんな当たり前のように関東圏や関西圏の大学に進学していた。北陸新幹線が開通した当初は、関西への進学と関東への進学の比率が変化したという話も聞いた。しかし今では、保護者の経済状況や子どものマインドが変化して、県内の大学を卒業して県内の企業に就職するというケースが増えている。また、数は少ないだろうけど、「Youtuberになりたいという子どもに対して大学に行かせる意味を見出せない」という保護者の意見もあるだろう。

多くの学習塾が中学3年生を最高学年に据えており、中学3年生まではいわゆる義務教育だけど、その先は義務教育よりも自由度が高く多様性がある。

教育界全体を俯瞰で見ながら、塾生たちに適切なアドバイスをしたい。

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