同期の観戦記を書くことになりました

中島塾塾長かつタカラバコゲームはかせかつ日本プロ麻雀協会プロである中島塾の中島です。

最後の日本プロ麻雀協会プロとしては、2021年12月から観戦記を書く仕事を何度かしています。

今回の観戦記もちょうど書き上がったところなんですけど、2022年3月21日(月祝)に行われた日本オープンというビッグタイトル戦の2回戦を書くことになったあと、準決勝を勝ち上がってその決勝戦に臨むメンバーを見て腰を抜かしました。

2021年3月に私が一緒に新人研修を受けた時の同期の名前があったからです。昨年の今頃は新人研修を受けていた当時23歳の若者が、今日本オープンの決勝卓について優勝を目指して麻雀をしているのです。

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同期の観戦記を書くのは初めてだったので、日本プロ麻雀協会20期前期のLINEグループから宍戸さんの名前を探し出し、直接取材を申し込んでみたところ、快くOKしてくれた。こういうのが同期の特権なのだろう。

宍戸さんが日本プロ麻雀協会の門を叩いた理由を尋ねたら、「親を説得するためです。大学を中退して麻雀界で生きていく意思表示をしたかったので。」と答えてくれた。私はその親の立場なのだけど、確かに息子のために4年間学費を払い続けて、当人が5年目に中退するとか言い出したら目眩がしそうだ。

上の写真の宍戸さんはこの日本オープン以外にも、私が出場を見合わせた数々の大会にエントリーしていて、保護者の方でなくとも【本気】を感じる。ヒシヒシと伝わってくるものがある。

全国に約2000人いるとも言われている麻雀プロの中でも、彼の将来が一際輝かしいものになることを願ってやまない。今回の日本オープンは残念ながら3位という結果に終わったけど、この調子で頑張り続ければいつかは栄光に手が届くはずだ。

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