中島先生のマルつけ講座

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中島塾の中島です。こんばんは。
今日は私の指導法について1つ。
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下の写真は、小学生のワークに私が赤ペンを入れたところです。ここに私のこだわりが1つ隠れているのですが、分かりますでしょうか。
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【分かりますでしょうか。】
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この塾生は「空き家(あきや)」を誤って「空き地(あきち)」と読んでしまったわけです。普通ならばバツをつけて返すか、「あきや」と正解を書くくらいでしょうが、私はどちらも好きではありません。
この塾生は「あきち」を知っていたんですよ。
まずはそれを認めたらいいと思いませんか。
私の気持ちはこうです。
(塾生よ、よくぞ「あきち」という言葉を知っていたね。素晴らしいことやと思うよ。今回の問題は不正解やったけど、「あきち」に当てはまる漢字はあるんやよ。「空き地」やよ。ただ、今回は「空き地」じゃなくて「空き家」やから、「空き」=「あき」でいいけれど「家」の部分は別の読み方で読んでみようね。)
私はいつもこういう気持ちで教室にいるので、中学生も5教科に渡ってこのように指導しています。間違いをただバツをつけてすますのではなく、バツをつけたあとのフォローであったり、バツだったからこそ別の方向からも得られるものがあるのではないかという考え方なのです。
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ありえないような言葉を書いたり、辞書にないような漢字間違いなら、そう指摘すればいい。
でも、こういう間違いなら、利用して幅を広げる。
中島先生はブログでバカなふりをしているだけで、実は非常に頭脳的な授業をしているのヨ(←嵐の桜井クンのような笑顔で)
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■2010年2月9日
■2009年2月9日
■2008年2月9日
「嵐の・・・・・・・・・
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