中島少年の駅伝

20070620e.jpg
中島塾の中島です。おはようございます。
今日は私が中学3年生だった頃の話を1つ。
*****
途中何回か県内で転校していますが、私は小・中と基本的には金沢にいました。
今でもあるのかどうか分かりませんが、私が小・中学生の頃は、年に1回子ども会で駅伝大会というのがあったんですよ。
メンバーは小学1~6年生までが各1人、中学生は2人の合計8人。該当の学年の子がいない場合は、それよりも下の学年の子が走ってもいいことになっていました。
私はその大会に何回か出場しているのですが、今日の話は私が中学3年生のときのこと。
***
全部で20~30ほどの町会が参加する大会で、私の町会は非常に優秀なランナーがそろっており、アンカーである私がたすきを受け取ったときは大差の2位でした。
いやね、嬉しいですよ。
20~30町会の中の2位、嬉しいですよ。
でもさあ。
前(1位)も後ろ(3位)もすごく遠かったんですよ。
(せっかく練習してきたのになー。)
(「抜きつ抜かれつのデッドヒート」みたいな展開したかったなー。)
私は非常に残念な気持ちで3kmだか4kmだかを走っていました。
しばらくすると、前に小さな人影が見えてきました。
(あっ!ついにトップを捉えた!)
なあんて思いませんよ。
トップが遠いのはたすきを受け取ったときに確認していますし、同じ中学の友達ですから走力も把握しています。
前に見えた小さな人影、それはビリの町会の第7走者でした。
つまり周回遅れですね。
***
周回遅れの子のすぐ近くでは、その子のお母さんらしき人が応援していました。
前述の通り1位も3位も遠くてつまらないレースですから、私は走ることに全く集中しておらず、その子とお母さんのことを考えていました。
私がビリの町会の子を追い抜く瞬間。
「ポン。」
私はその子の肩を軽く叩いて励ましてみました。
ちょっとカッコイイかな、と思って。
するとお母さんの目が星マークになって、
『はあっ☆そのお兄ちゃん(=私)についていきなさいっ!』
や っ た ぜ 、 ね ら い ど お り 。
*****
■2010年5月27日
■2009年5月27日
■2008年5月27日
■2007年5月27日
今日は・・・・・・・・・
にほんブログ村 金沢情報←クリックで応援してください。別ウインドウが開きます。
人気blogランキングへ←こちらもお願いします。上の一言の続きが出ます。