勉強の先にあるもの

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中島塾の中島です。こんばんは。
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楽天の元監督である野村克也氏は現役時代、俊足福本選手の盗塁を防ぐため投手にクイックモーションで投げさせたという。今でこそ当たり前の戦術だがその当時はクイックモーションという言葉自体もなかったそうな。これはプロ選手として非常に柔軟な発想だと思う。
誤解を恐れずに言うと、だって捕手である自分が努力しないんだよ。肩を強くしようだとか、捕ってから投げるまでの時間を短くしようだとか。普通ならそうするでしょ。でも野村選手は客観的に考えて1番効果がある方法を自分以外に求めたんだ。で、投手に指示を出したの。これはすごい。
塾でいうと、先生がうまい教え方を追求することにあまり意味がないのと似ている。もちろん一定レベルは必要で、それすら満たせていない先生もたくさんいるでしょうけども。あるレベルまできたらもう自分磨きは自己満足でしかないんだよ。
塾生の成績を上げるために必要な、盗塁阻止の例でいう投手は誰なのかというと、学校の先生と保護者だ。虎穴に入らずんば虎子を得ずという諺がある。思い切って虎穴に飛び込む価値はある。でも、藪を叩いて蛇を出すという諺もあるよね。
また、虎穴には入らずに、塾生に大人との関わり方を説くという方法もあって、すでに中島塾でやっている。これは大人どうしでもそうなんだけど、やっぱ応援したくなる人とそうでもない人っているもんだよな。「カワイゲ」っていうのかなあ。塾生には、1人でも多くの人に愛され応援される人間でいてほしい。
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■2011年2月15日
■2010年2月15日
■2009年2月15日
■2008年2月15日
そして私自身も、・・・・・・・・・
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勉強の先にあるもの への2件のコメント

  1. ごんぼっち

    あーこれはですね・・・以前野村監督が、インタビューで話していました。
    「盗塁は捕手のせい」というのが当時の野球界の常識だったようで、スローイングをどれだけ工夫しても阻止できなかったから、投手をいじろうという発想になったようです。
    どちらにしても、不断の努力の結果ですね^^
    ウフ☆

  2. 中島先生

    ごんぼっち先生、ご存知でしたか!嬉しい(^^)
    最後の「ウフ☆」は私同様カワイゲを出そうとしていますね(笑)?
    ダメですよ。ごんぼっち先生はカワイゲがなくてえげつない敏腕経営者です。フフフのフ。

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