中島塾の中島です。こんにちは。
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私は趣味でソフトボールをしています。お日様の下、土にまみれて白球を追い、気持ちのいい汗を流しています。
ところで、以前の試合でこんなことがありました。
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決勝戦。私が2番レフトで出場した第3打席。
1点を争う好ゲーム、試合は中盤から終盤に差し掛かるところで、状況は無死無走者の先頭打者でした。私としては、何とか塁に出てチャンスを作りたいところ。相手としてはしっかり抑えて、ランナーがいない状況で中軸(3・4・5番打者)を迎えたいところ。
初球は真ん中低めボール気味の球でしたが、私は積極的に打ちに出て三塁線左にファール。少しスイングスピードと体の反応が早かったと反省し、2球目は外角高めの球を右方向狙いでスイング。これがバットの上っ面に当たって一塁線右側にフラフラッと打球が上がってしまいました。フェンス際の微妙な打球でしたが、ファーストが途中で追うのをあきらめてまたもファール。
九死に一生を得て、2ストライク0ボールからの3球目。
私は外の球の見極めに意識を置いていました。以前このピッチャーと対戦したときに、同じカウントから外のボール球を振らされて三振したことがあったからです。
ところが、その私の意図を見透かしたように、投球はインサイドギリギリに来ました。「ズバッ」という音が聞こえてきそうなくらいの気持ちがいいストライクです。私はバットを振ることができませんでした。いや、動くことができませんでした。
一瞬の間があって審判のコール。私は当然「ストライクバッターアウト!」と言われたのだと思い、一塁側ベンチに向かって歩き出していました。ところが、背中から聞こえてきた判定は「ボ、ボール。」
私(誤審だ!審判が間違えたんだ!)
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自チームの試合がないときは主審をしている私にはよく分かります。この誤審の意味が。
審判は、私を信用してしまったのです。
以前から高い打率を残している私の選球眼を信用してしまったのです。中島が三振するわけない、と。
初球・2球目とボールくさい球を積極的に打ちにいった私のプレイスタイルを信用してしまったのです。あの球を2球とも打った(振った)バッターが見逃したんだからどこか外れているのだろう、と。
カウントも2ストライク0ボールでしたから、仮にストライクなら私は三振でアウト、ボールでも2ストライク1ボールで次の球で決着をつけることができます。こういうとき審判は、特に自信のない審判は自分のコールで勝負を終わらせたくないんですよね。
こういうことがあり、結局その後私は2ストライク2ボールからの5球目を弾き返し、三遊間を破るレフト前ヒットを放ちました。
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ゆっくりと1塁ベースを回った私はピッチャーの様子をうかがいました。こういうヒットを打たれてしまっては、おそらくピッチャーは気分が悪いだろうと同情したからです。
-続く-
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■2011年11月5日
■2010年11月5日
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■2008年11月5日
本当は、こういう「続く」というスタイルは・・・・・・・・・
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