頼もしい助っ人に・・・1

中島塾の中島です。こんにちは。
先日、長男(9歳)の小学校でもちつきのイベントがありました。
*****
私はイベント開始の2時間半も前に会場入りし、お湯を沸かしたり臼や杵などの運搬からもちごめを蒸す作業までこなす「何でも屋」として暗躍してました。
さて、開始30分前になりました。各種準備も整い、あとは子どもたちの来場を待つばかりなのですが、最後に大きな仕事が1つ残っていました。
そうです。
もちつき、です。
私はこの仕事の存在をすっかり忘れていました。いや、忘れていたんじゃなくて、勘違いしていたんです。「もちは子どもがつくものだ」と。
しかし私の考えはあんこのように甘かった。(もちだけに。)子どもの力でもちはつけないのです。もちがい、ならぬ、まちがいだったのです。子どもがするのは、すでにつき上がったもちをたたくことで、本当の意味でもちをつくのは私たち大人の仕事だったのです。
その場にスタッフはたくさんいたものの、「もちがつけそうな」「成人男子」という検索ワードでヒットする人間はわずか。臼と杵は4セットもあります。当然私もやることになりました。ええ、なりましたとも。
最初にみんなで「腰に気をつけんとなあ」「腰やらんようにせんとなあ」なんて笑っていました。しかし、実際にもちをついてみるとすぐに分かりました。
私(これは・・・腰が痛くなるまでつくことすらできない・・・。)
私(握力が・・・握力がもうない・・・。)
私(「もち」こたえることができない・・・。「もち」だけに・・・。)
私(こねる人の手をたたかないように気を配りながらもちの上に正確につくのは、見た目以上に重労働だ・・・。)
案の定、開始からわずか2分少々で私の体力は限界を迎えていました。もちろんもう少し続けても大丈夫だとは思いますが、もちかしたら、いやもしかしたら杵が滑って事故になってしまうかもしれません。
私がまるでもちをノドに詰まらせた人のように目を白黒させていると、そこに紺色の大きな人影が近づいてきました。
-続く(明日もこの話題でねばります)(もちだけに)-