本物の文武両道2

中島塾の中島です。こんにちは。
今日は昨日の記事の続きを1つ。
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私は趣味でソフトボールをしています。平日よりも早起きをし、抜けるような青空の下、泥にまみれて白球を追っています。
【その2・考えて動く】
昨日の記事の試合ですが、私は4番ショートで出場していました。
第1打席ライトフライ(犠打・打点1)
第2打席ライト前ヒット
第3打席ライトオーバーランニングホームラン(打点2)
3打席2打数2安打3打点
試合は辛勝でした。
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見ての通り私の3打席はいずれもライトに打球が飛んでいます。これは決して偶然ではなく、私は狙ってライトに打ちました。理由は3つあります。
1.他のポジションに比べてライトが下手だったから。
2.球場の形がライト方向に広くどこまで転がってもフリーで、逆にレフトはせまくてそれを越えるとエンタイトル2塁打になるというルールだったから。
3.相手チームの他の選手がライトのポジションについて指示を出していたから。
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昨日の記事にも書いた通り、私のチームもセカンドに女性マネージャーを入れていますが、草ソフトボールにおいて下手な人はセカンドかライトを守る傾向が強いです。あまり打球が飛んでこないとか、1塁に近いから投げやすいとか、理由はいろいろあると思います。
私は攻撃の際、2種類の「勝負」2種類の「楽しみ」があると思っています。
1つ目は相手投手との勝負を楽しむこと。自分の狙い通りの球を思い切り叩きます。たとえアウトになったとしても、バットに強い感触が残ると気持ちがよいものです。逆に鈍い当たりの場合は、たとえヒットになったとしても悔しい気持ちになります。
そして2つ目は相手チームとの勝負を楽しむこと。当たりはイマイチでも出塁できればよしとします。また、出塁したらランナーとしても次の塁を狙う楽しみがあります。
この試合、私は相手チームとの勝負を存分に楽しみました。前述の通りライトに打てばヒットになる可能性は高いので、真ん中から外寄りの球を右腰の前でとらえます。
試合の最中、ライトはどこに立っていればいいのか分からずに苦労していましたし、そんなライトを見て周囲の選手も細かく指示を出していました。私はこれを見てチャンスだと思いました。
第1打席は会心の当たりでしたが、ライトがとても深く守っており、犠牲フライにしかなりませんでした。
そこで、第2打席は少し高めの球を上からたたき、低い打球になるようにしました。たまたま狙い通りに行って、私の打球はライト前でワンバウンドしました。
私の第3打席のとき、ライトの周囲の選手から声が跳びます。
『ライトー、そんな後ろじゃダメやって!前!前!』
ライトはトコトコと前に出てきました。
私はそのときに思いました。
私(ここでライトを越える打球を打てば、相手チーム全体がギクシャクするかもしれない。)
前に出て来いと言われたから出てきたのに頭を越されてはライトも戸惑うでしょうし、周囲で指示を出している選手たちにも少なからず影響が出るはずです。
私は球を引きつけて思い切りライト方向に振り切りました。打球は少し弱かった(飛距離が短かった)ですが、両手をあげてバンザイしたライトの50cmほど上を越えランニングホームランになりました。
狙い通りになったのはたまたまですが、こうやって考えて動くことが大切だと思います。
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今日のテーマは「物事の本質を見極める」「狙って取り組み、いい結果でも悪い結果でもきちんと振り返る」でした。塾生のみんなは「おれに関係ないソフトボールの話や。」ではなく、勉強の話として読んでくれましたか。
2回にわたったソフトボール関連の記事も今日で終わりです。
明日は中島塾夏期特別講習生募集に関する話を書こうかと思っています。
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