頭の中が「つながっている」かどうかが大切

中島塾の中島です。こんにちは。
塾の教室で塾生を指導していると、様々な気づきがあります。
その中の1つに、「類題を見つける力の弱い子」「類題をつなげる力の弱い子」の存在があります。
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例えば、類題を見つける力の弱い子は、
Mike can play tennis.(マイクはテニスをすることができます。)
という文を塾で勉強して、学校のテストで
Tom can study English.(トムは英語を勉強することができます。)
という文が出ても、それが類題だということに気づきません。
もっと悪い場合、
Tom can play soccer.(トムはサッカーをすることができます。)
で気づかない場合もあります。
マイクがトムに変わったらアウトだし、テニスがサッカーに変わったら別の文だということです。
これでは何万問の問題を解いたとしても、追いつけるものではありません。
また、小学生でいうと、
3.1+4.5=7.6
を勉強したあと、
3.12+4.57=?
という問題が出たときに、
生『小数点の右側に数字が2つあるパターンは習っていないからできません。』
と訴えてくる子もいます。
そういう場合、私はすぐにやり方を教えずに、
『間違えてもいいから、少数第1位の計算ときの経験を活かして考えてみよう。』
と突き放します。
こうやって自分の頭で考える習慣を身につけさせることの積み重ねは、「テストの点数が上がった」「志望校に合格した」のように保護者の方にパッと気づいてもらえるものではなく、柔道で例えると寝技のような地味な存在です。しかし、寝技に自信が持てて初めて、思い切った立ち技をかけることができるのです。
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ところで、私は塾を経営しています。
しかし、経営の勉強のために他塾を訪問することはほとんどありません。
(積極的に他塾を訪問される先生方のことは尊敬しています。)
私が塾経営のためのヒントやパワーや気づきをもらっているのは、
■ネットショップで買い物をしたとき
■家族で本屋に行ったとき
■寿司の出前を頼んだとき
■看板がボロボロの小さな個人スポーツショップを見たとき
■小説を読んだとき
などです。
これからも、「理科を暗記しながら社会の覚え方にも考えが及ぶ子」「英語の文法から国語の文法につなげられる子」を育てていきたいと考えています。
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【募集】
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■2月28日(土)大徳公民館9:30~11:00(受付開始9:00)
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■3月14日(土)大徳公民館9:30~11:00(受付開始9:00)
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このあとは4月から新年度スタートになる予定です。
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